育ちあう、響きあう京都橘大学

国際英語学部

STUDY ABROAD VOICE英語は、学ぶモノから世界を広げるツールへ。異文化交流を通じて、自分の価値観を深めていく。辻野 飛翔さんSTUDY ABROAD VOICE英語は、学ぶモノから世界を広げるツールへ。異文化交流を通じて、自分の価値観を深めていく。辻野 飛翔さん
#KEYWORD

#イギリスのチチェスター・カレッジ #「英語を学ぶ」から「英語を使った学び」へ 
#ネイティブスピーカーに近い英語力 #海外で学ぶ経営学・経済学 #200人の前でスピーチ 
#コミュニケーション力に自信がついた #物事を捉える力 #自分の価値観が広がる

  • img現在どちらへ留学されているのですか?
  • imgイギリス南東部にあるチチェスター・カレッジに留学中です。ここでは英語の4技能を学ぶ授業と、経営・経済の専門科目の授業を並行して受けています。授業の割合としては、およそ3分の2が英語の授業で、残りの3分の1が専門科目の授業になります。
  • img英語の授業について教えてください。
  • img京都橘大学で受けていたEAPと同じく、英語の4技能をそれぞれ学んでいます。授業の進め方や内容は大きく変わりませんが、これまで習ってきたアメリカ英語とは発音や単語の使い方、言い回しが異なるイギリス英語で学んでいる点が異なります。イギリス英語の発音に興味があり留学先を選択したので、とても楽しく勉強しています。
  • imgその他に日本での学びと比べてどんな違いがありますか?
  • imgよりシチュエーションにあった言葉の使い方や英語表現などを学んでいます。例えば、誰に対しても失礼のないフォーマルな表現と、親しい間柄で使われるインフォーマルな表現との使い分けです。フォーマルな表現がメインになりますが、クラスメイトとの日常的な会話はインフォーマルな表現が多いので、その両方を知ることでより自然にコミュニケーションがとれるようになりました。また学んできた英語のなかには、文法は正しくとも実際はあまり使われない表現があると知りました。英語表現が磨かれ、ネイティブスピーカーに近い英語力を着実に養っていると思います。
  • imgなるほど、京都橘大学でしっかりと基礎力をつけてきたからこその学びですね。
  • imgそうですね、大学入学1年目から留学していたら、英語力も未熟なため、語学学習が中心の留学になっていたと思います。それはそれで、英語力習得の伸びしろも大きいかもしれませんが、今のような学びや気づきは決して経験できなかったはず。京都橘大学でしっかりと基礎力を養ってきたからこそ、海外の人ともコミュニケーションがとれ、いろいろな人の価値観や考え方に触れることができていると実感しています。
  • img専門科目の授業では何を学んでいるのですか?
  • imgマーケティングとファイナンスの授業を受けています。マーケティングの授業では、実際の企業を事例にマーケティングの概論や分析方法などを勉強しています。現地の学生たちとディスカッションをしながら、企業が行っているマーケティングを分析したり、ある商品の広報戦略を考えたりと、実践的に学んでいます。帰国後のラーニングコースではグローバルキャリアコースに進む予定なので、将来につながるような専門性の高いスキルを身につけることができています。
  • imgファイナンスについては、どうですか?
  • img講義形式で保険や銀行の仕組みなどを学んでいます。日常生活に紐づけながら進めてくれるので、とてもわかりやすく、興味も持ちやすいです。またイギリスのEU脱退に関する話題など、最新のトピックスを取り上げることもあります。授業のテーマをはじめ日常会話においても、イギリス経済や社会について、ある程度の知識がないと理解するのが難しい時があるので、英語の勉強も兼ねて、毎日、現地の新聞をチェックするように心がけています。
  • imgまさに語学留学にとどまらない学びが実践できていますね。学び以外の面では、何か印象的な出来事はありますか?
  • img大学近くの大聖堂で行われたクリスマスキャロルサービスというイベントで、スピーチを行う機会をいただきました。きっかけは大学内で留学生のサポートをするボランティアの方から、病気に苦しむ人たちや経済的に苦しい人たちを励ますようなお祈りのメッセージを考え、スピーチしてみないかという提案を受けたことです。初めての機会に緊張しましたが、現地の人たちに伝わるよう文法や文章構成に気をつけメッセージを考えました。神聖な空間の中、200人余りの人の前でスピーチを行った経験は、生涯忘れがたい貴重な思い出です。
  • imgそれはすごいですね。異文化交流という面でも積極的に動いているのですね。
  • imgせっかく留学に来ているので、授業だけで終わるのではなく、学外でも積極的に行動を起こすようにしています。特に先ほど話をしたボランテイアの方とは仲が良く、一緒にカフェで過ごしたり、映画を見に行ったりしながら、いろいろなことを話しています。留学中に意識しているのは、英語をただ勉強するのではなく、コミュニケーションをとるために使うこと。たくさんの人と交流することで、コミュニケーション能力が養われるのはもちろん、幅広い経験にもつながっていくと実感しています。
  • img実際に留学をしてみて、どのような点がLEVEL UPしていると思いますか?
  • img英語でのコミュニケーションは自信も力もすごく付きました。これも京都橘大学のEAPを通じてしっかり基礎力を身につけてきたからだと思います。あとはいかに英語を使いこなすかという問題でしたが、留学で常に英語を聞いて話す環境になったことで、その問題も解消されました。また英語力だけでなく、幅広い視点も養われていると感じます。外国でいろいろな方と触れ合うなかで、日本とは異なる国民性や考え方を知り、自分の価値観についても見つめ直すことができました。それによって、日本人としてもっと日本のことを学ぶ必要があると気づきました。「幅広い視点を養う」という目標を残りの時間でも意識していきたいです。
  • ※EAPは、留学に向けてリーディング・ライティング・リスニング・スピーキングの4技能をオールイングリッシュで統合的に学ぶ授業です。
  • ※ラーニングコースとは、留学後、グローバルキャリアコース・国際観光コース・英語教育コースに分かれ、それぞれの専門知識を深めていくカリキュラムです。
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