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入試情報サイト

入試科目別学習アドバイス(河合塾)

 本学の公募制推薦入試「基礎テスト」や一般入試前期日程・後期日程の全出題科目は、すべてマーク式による解答方式ですので、ご注意ください
  過去問題については、出題傾向、難易度などの参考にしてください。

国語―現代文

推薦入試

公募制推薦入試は、英語・国語・数学から2分野を選択して解答する「基礎テスト」です。
配点は、各分野200点の合計400点、試験時間は80分です(詳細は「2012入試ガイド」参照)。
なお、2012年度入試より、基礎テストの「国語分野」の出題範囲は「国語総合・現代文(古文・漢文を除く)と変更になりましたので、ご注意ください。

出題傾向

「基礎テスト」として出題された国語分野問題は、現代文3題(読解問題1題・文学史の単独問題1題・四字熟語の単独問題1題)と古文1題で構成されている。解答方式は、すべてマーク式である。
出題文についていうと、例年、読解問題として評論文が出題されている。今年の問題文の内容は、ヨーロッパで始まった近代的な団体観光旅行を、当時の中産階級の経済的・時間的余裕と関連づけて検証することを通じ、現在の観光旅行のありようを相対化して論じたものである。ここ数年の傾向として、「近代」を問い直す内容を扱った文章が出題されている。
設問についていうと、例年、文学史問題、四字熟語問題、故事成語・ことわざ・慣用句問題などの知識問題から、接続語や語句の空欄補充問題、脱落文挿入問題、傍線部内容の説明・理由問題、内容合致問題などの読解問題まで幅広く出題されている。しかし、問われているのは基礎的なものばかりであり、普段から地道な学習を心掛けていれば十分対応できるだろう。

学習対策

今年度入試では漢字問題は四字熟語(5問)しか出題されなかったが、漢字対策は十分にしておくこと。漢字学習は書き取り、読み取りともしっかり学習すること。標準的な漢字問題集を一冊決めて繰り返し練習しよう。また、四字熟語、ことわざ、故事成語、慣用句の学習もしっかりやっておこう。これら言葉の知識は入試後も役立ち、以後の言語生活において一生にわたる財産ともなるのでこの機会に徹底的に学習しよう。
接続詞や語句の空欄補充問題をはじめ、指示語の問題、傍線部の説明や理由問題など、読解問題には必ず問題文中にヒントがある。前後の文脈を丁寧におさえ、同義語、対立内容にも十分注意を払いながら、正解の根拠をチェックしていこう。接続語の空欄補充問題は、空欄前後の文脈をおさえて解答していく。空欄の直前、直後だけに注目して判断しないこと。傍線部問題は傍線部だけにとらわれていると間違いやすい。傍線部を含む文の内容に注目し、指示語があれば指示内容にも注意を払いながら解いていく。また傍線部内容を言い換えたり説明したりしている箇所を本文中に探し求め、参考にするとよい。主旨判定や内容合致問題には消去法が有効である。じっくり各選択肢を吟味し、本文内容と矛盾する箇所、本文にはない内容などをチェックしながら正解を絞り込んでいこう。
文学史の対策としては、古典から現代までの有名作家の頻出作品をノートに整理して覚えよう。
文法の対策としては、品詞分類表を土台に各品詞の特徴とはたらきをおさえておこう。
最後に、出題文対策として新聞の社説をはじめ文化欄、文芸欄を毎日読む習慣をつけよう。そして不明な言葉は辞書などできちんと調べ、語彙力を養っていこう。

一般入試

一般入試後期日程は、2012年度入試より、英語・国語・数学から2科目を選択して解答するように変更になりました。配点は各科目100点の合計200点、試験時間は80分です(詳細は「2012入試ガイド」参照)。
なお、2012年度入試より、一般入試前期A・B・C日程および後期日程で実施される「国語」の出題範囲は「国語総合・現代文(古文・漢文を除く)と変更になりましたので、ご注意ください。

出題傾向

前期A日程、B日程、C日程、後期日程とも現代文からはそれぞれ大問4題が出題されている。読解問題が2題に、単独問題として文学史問題と四字熟語問題(A日程・B日程・C日程)、文学史問題とことわざ問題(後期日程)である。(C日程では故事成語問題1問を含む。)解答方式は、すべてマーク式である。
読解問題には各日程ともすべて評論が出題されている。問題文の内容は「技術文明」「豊かさ」「記号」「近代小説」「環境」「ポピュラー音楽」「父性」「近代の時間」などを論じた本格的な評論文が出題されている。過去問も読解問題はすべて評論で日本文化論、言語論、都市論、近代論、芸術論など硬質なものが出題されている。評論、それも抽象度の高い内容を扱った本格的な評論が出題される傾向がある。
設問内容では語句の意味、故事成語、ことわざ、慣用句、四字熟語、文学史などの知識問題から、傍線部の内容や理由を問う問題、接続詞や語句を補充する空欄問題、脱落文挿入問題、指示語内容を問う問題、本文内容一致問題などの読解問題まで幅広く出題されている。しかし、問われているのは基礎的、標準的な内容で普段から地道な学習を心掛けていれば十分対応できるだろう。

学習対策

今年度入試では漢字問題は後期日程の一問しか出題されなかったが、漢字対策は書き取り、読み取りとも十分にしておくこと。標準的な漢字問題集を一冊決めて、繰り返し練習しよう。また、慣用句や四字熟語、故事成語、ことわざもしっかり学習しておこう。
次に、問題文を読解していく上で大切な点を確認しておこう。まず問題文をさっと一読し、「何について書いてあるのか」「筆者が特に主張したいのはどの段落か」を押さえる。二度目からは丁寧に読み込んでいき、「何と何が比べられているのか」「同じ内容にあたる部分はどこか」など、対比関係や同義関係、また因果関係などをきちんと押さえながら、本文内容を論理的に正確に理解していくようにしよう。
接続詞や副詞句を入れる空欄問題や指示語の問題は、前後の文脈を押さえて解答していくこと。ここで特に注意したいのは、空欄問題で空欄の前文と後文だけを読み取って答えを決めようとしたり、指示語問題で指示語の2〜3行前に、あらかじめ見当をつけて答えを見つけようとしたりすることだ。それで答えが決定することもあるが、万全を期して空欄や指示語を含む段落内容や前後の文脈を踏まえて解答していこう。
傍線部の理由や説明を問う問題は、傍線部だけに注目していると間違いやすい。傍線部を含む文内容や段落内容にまで目を向け、本文全体を通して対立関係や同義関係、因果関係、抽象・具体の関係にある内容をしっかり押さえながら各選択肢を吟味していこう。
脱落文挿入問題は、最初に脱落文の内容に注目する。脱落文に含まれている指示語や語句、添加・並列の助詞「も」などがヒントになることが多い。
本文内容一致問題には消去法が有効である。本文にない内容や、本文内容と対立したり矛盾したりする箇所をチェックしながら正解を絞り込んでいこう(内容不一致問題もたまに出題されているので要注意)。
文学史問題の対策としては、古代から現代に至る文学史の流れに沿って頻出の有名作家や有名作品などをノートに整理して覚えよう。
最後に、出題文対策として本格的な評論文に慣れ親しんでおくことが肝要であろう。新聞の社説、文化欄、文芸欄をはじめ、問題集などで哲学、思想、芸術などを扱った評論問題に数多くあたっておきたい。