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入試情報サイト

入試科目別学習アドバイス(河合塾)

 本学の一般入試前期日程・後期日程の全出題科目は、すべてマーク式による解答方式ですので、ご注意ください
  過去問題については、出題傾向、難易度などの参考にしてください。

世界史B

一般入試

出題傾向

2010年度より全問マークシート方式の解答形式になっている。2011年度の解答個数は、A日程57個(2010年度は49個)、B日程53個(2010年度は52個)であった。そのうち、短文正誤判定問題は、A日程が16個、B日程が15個であり、2010年度のA日程22個、B日程24個から減少した。短文正誤判定問題以外でも、語句の組合せや年代配列の問題など、単純な語句選択にとどまらない問題が出題されており、出題形式は多彩である。また、特定の時期(○○世紀・○○年代など)の適切な(誤った)出来事を選択させるなど、時期に関する出題が見られるのも特徴である。
出題地域については、A・B両日程ともに欧米史2題、中国史1題、その他のアジア史1題という構成が一般的で、西洋史と東洋史のバランスのとれた出題になっている。西洋史では幅広い時代・地域から出題される傾向があり、2011年度B日程II「都市関連史」のような総合問題の出題もみられる。東洋史のうち、中国史では中国周辺地域からも出題される。その他のアジア史では西アジアやインドなどが出題されている。なお、ある地域の歴史をテーマとしながらも、同時代の他地域の状況について問う問題もあるので、特定地域に偏らない学習が必要である。
時代的には、古代〜近現代からの出題が中心で、数は多くないが第二次世界大戦後からも出題されている。また2010年度B日程では先史時代からの出題もあった。分野的には、政治史を中心としつつ、社会経済史や文化史からも出題されている。2011年度ではA・B両日程で図版を用いた問題が出題されたが、過去には地図や統計などを用いた問題も出題されているので、教科書等の地図や写真などにも注意しておきたい。
難易度としては、全体として教科書レベルの標準的な問題である。短文正誤判定問題では一部で詳細な知識を問うこともあるが、基本的な知識があれば解答を特定できる問題が多い。とはいえ、短文中の歴史用語の正誤を判断するだけの問題ばかりではないので、歴史事象の内容や背景を正確につかんでおく必要がある。2011年度は、2010年度に比べて短文正誤判定問題が減少し、語句選択問題が増加したことから、2010年度よりも易化したといえる。

学習対策

一部で詳細な内容を問う問題も見られるが、全体としては教科書レベルの基本的な知識を問う問題が多いので、基本的問題で点を取りこぼさないことが大切である。教科書を読んでヨーロッパ・中国・西アジアなどの諸地域の歴史の流れをつかみ、その上で世界史用語集などを用いて歴史事項についての理解を深めていきたい。その際には基本事項の年代も覚えるとともに、年表などを使って同時代の他地域の状況も把握し、時期や年代に関する問題に対応できるようにしておきたい。政治史を中心に教科書の全範囲を一通り終えたら、標準的な入試問題集を用いて基本事項の確認と応用力の向上をはかりたい。テーマ史や地域史の出題に対応するため、問題集でさまざまな問題にあたっておくべきだろう。その際、選択式の問題だけでなく記述式問題にも積極的に挑戦したい。マークシート方式の解答形式とはいえ、自分で書いて覚えることが大切な学習法であることに変わりはない。学習が後回しになりがちな文化史や社会経済史についても、こうした問題演習によって知識を定着させるとよい。文化史については、歴史図説を利用し、建築や絵画などの写真、文化人とその業績についての一覧表などを日頃から見ておきたい。