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大学院

文学研究科案内


未来への遺産を共に構築しよう

文学研究科長 細川涼一教授

文学研究科長
 細川 涼一 教授

 本学は、文学部単科の女子大学として出発し、その後共学化し、学部の数も増えて現在に至っておりますが、もと女子大学であった伝統を生かし、女性が歴史・文化に果たした歴史的役割を解明する人文科学系の総合的な研究所「女性歴史文化研究所」も設置しております。
  本学文学研究科は、「女性歴史文化研究所」とも連携し、言語文化専攻、歴史学・文化財学専攻ともに、女性が文化に果たしてきた役割を再評価し、その視点から、文化の創造者・享受者は男性だけでなく、女性も文化の創造・享受に参画していたことを研究することに一つの特徴があります。それと同時に、たとえば歴史学の分野でも、女性史は、男性と女性の関係を人類史総体の立場から歴史的に解明し、男女共同参画社会・共生社会の実現に生かすことを目的としたジェンダー史へと発展を遂げていることにも注意したいと思います。
  本学大学院も、21世紀の女性と男性の共同参画社会・共生社会の実現をめざして、女性文化の目線から、これまで「常識」と考えられてきた歴史・文化に再考をうながすとともに、それを男女両性がともに学び、社会に出てからも活かす形で高度職業人・社会人として自己形成する場にしたいと考えています。是非多くの皆さんが本学に学びに来てくれることを期待しています。

文学研究科の特色

(1)「京都」に焦点をあてた研究

 本学の所在する「京都」に焦点をあてた研究が特色の1つです。言語文化/歴史学・文化財学の両専攻において「京都の歴史・文化研究」を開講するとともに、日本文学分野や日本史分野などで「京都」に関する研究を積極的に進めています。

(2)「女性歴史文化研究所」との連携による研究

 本学内に設置の「女性歴史文化研究所」の研究成果を開講科目や研究に積極的に活かすとともに、本研究所との緊密な連携による研究を進めています。言語文化専攻においては専攻共通科目群に「女性文化・文化史研究」を、歴史学・文化財学専攻では日本/アジア/ヨーロッパ・アメリカ各地域の「女性史研究」を、それぞれ開講しています。

(3)「書道」「文化財学」に関する研究

 言語文化専攻には、理論・実技の両面から書道芸術・文化に関する研究を行う分野を設置しています。また、歴史学・文化財学専攻においては、文献資料だけでなく、考古資料や美術工芸資料などの「文化財」に関する研究を行う類(科目群)も開設しています。

(4)専攻の枠を越えたゆるやかな履修システム

 広い視野から研究が進められるように、各専攻における学問分野や専攻の枠を越えた柔軟な科目履修ができるようになっています。自らの研究テーマにあわせ、必要な科目を自由に履修することができます。

(5)高度職業人の養成や社会人の生涯学習ニーズへの対応

 高度職業人の養成や生涯学習ニーズに応えるため、社会人入学試験を実施しています。