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研究/産学公地域連携

『母と娘の歴史文化学―再生産される〈性〉』

京都橘大学女性歴史文化研究所叢書
『母と娘の歴史文化学―再生産される〈性〉』
編著:田端泰子・河原和枝・野村幸一郎
出版:白地社
2009年3月30日発行
四六版 2,500円

女性歴史文化研究所研究プロジェクト
『女性文化の再生産過程―母―娘関係の研究』研究成果公刊の書

本プロジェクトでは、前回、「女性と怪異」をテーマに研究考察を重ねた『女の怪異学』(2007.3)を公刊した。今回は第三弾として、「女性文化」をテーマに「母と娘」という異なる個体と思想を持つ二者がつくりあげる文化とはどういうものであるのかについて、時代や領域を横断した多角的な考察を試みてきた。
本書はその成果物であり、京都橘大学女性歴史文化研究所叢書として公刊されるものである。

【目次(タイトルと執筆者)】

第 I 部 再生産される〈性〉

・再生産される中世の女性―正室・側室・後家尼の権限と役割―(田端泰子・本学学長)
・『いざよひ物語』と女訓書―阿仏尼をモデルにした浄瑠璃―(林久美子・文学部教授)
・師系の文学における母と娘―俳人橋本多佳子と橋本美代子―(安達太郎・文学部教授)
・美醜の尺度はどのように伝えられるのか―トニ・モリスンの『青い目がほしい』―(鎌田明子・本学名誉教授)

第 II 部 抑圧する母/抵抗する娘

・縛る母、逃げる娘―前近代中国から近代へ―(蒲 豊彦・文学部教授)
・恋愛結婚をめぐる母と娘の背馳―有島武郎『或る女』―(野村幸一郎・文学部教授)
・焼け跡のシングルマザー―太宰治『斜陽』―(辻本千鶴・文学部非常勤講師)
・楳図かずおにおける母と娘(細川涼一・文学部教授)