京都橘大学女性歴史文化研究所叢書
『女の怪異学』
編著:鈴木紀子・林久美子・野村幸一郎
出版:晃洋書房
2007年3月30日発行
四六版 2,100円
女性歴史文化研究所研究プロジェクト
「文学に見る『悪女』観の形成」研究成果公刊の書
本プロジェクトでは、以前に「悪女」をテーマに研究考察を重ねた『〈悪女〉の文化誌』(2005.3)を公刊した。今回は第二弾として、「女性と怪異」をテーマに、時代や領域を横断し多角的なアプローチを試みている。
本書はその成果として、京都橘大学女性歴史文化研究所叢書として公刊されるものである。
【目次(タイトルと執筆者)】
第 I 部 〈成仏〉できない女たち
・王朝物語における怪異―六条御息所を中心に(鈴木紀子・本学名誉教授)
・負の継承としての怪異―板東眞砂子『狗神』と京極夏彦『姑獲鳥』における憑き物筋(林久美子・文学部教授)
・恋する幽霊の系譜学―「志怪小説」から『怪談牡丹灯籠』まで(蒲豊彦・文学部教授)
第 II 部 日常性への懐疑
・幽霊は語り始める―〈ことば〉から見た三遊亭円朝の怪談小噺(安達太郎・文学部助教授)
・蘭郁二郎と人造美少女たち(細川涼一・文学部教授)
・悪意と聖性―坂口安吾『夜長姫と耳男』(野村幸一郎・文学部教授)
・抑圧される〈私〉―円地文子『女坂』・『女面』(辻本千鶴・文学部非常勤講師)
第 III 部 母性と怪異
・トニ・モリソン『ビラヴィド』における幽霊(鎌田明子・本学名誉教授)
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