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【坂本 龍馬】
高久 嶺之介 教授
高久嶺之介 教授
波多野 順子さん写真

【vol.4 静岡県中学校教諭】

波多野 順子さん

文学部歴史学科2000年卒業
静岡県/御殿場南高校出身

 教師のお仕事についてお聞かせ下さい。

ある一日のスケジュール

AM 6:00

起床

AM 6:30

出発

AM 7:30

学校到着

AM 7:55

担任している教室へ

AM 8:00〜8:15

朝の打ち合わせ

AM 8:30〜9:20

一時間目
2年生の授業
地理『独特な文化を持つ沖縄』

AM 9:30〜10:20

二時間目
担任クラスで道徳の授業
『人権について考えよう』

AM 10:30〜11:20

三時間目
選択授業(社会)
『パソコンを使って修学旅行で行く京都について調べる』

AM 11:30〜PM12:20

四時間目
空き時間
教材研究や学級事務

PM 12:30〜13:00

給食指導

PM 13:00〜13:15

清掃指導

PM 13:15〜13:30

昼休み
教室でクラスの生徒たちとおしゃべり

PM 13:30〜14:20

五時間目
2年生の授業
地理『独特な文化を持つ沖縄』

PM 14:30〜15:40

帰りの会(ホームルーム)

PM 15:50〜16:45

職員会議

PM 16:45〜17:15

部活指導

PM 17:30〜18:30

明日の教材準備、事務書類作成、生徒のノート点検など

PM 18:30

学校退勤

PM 19:30

自宅到着

 教師になり、まもなく3年。現在は、故郷の静岡で中学校の社会の教師をしています。子どもの頃からあこがれていた教職ですが、本採用されて1年目は、自分が思っていた教師像通りにはいかず、落ちこむこともありました。限られた時間のなかで、生徒の考えや疑問をうまく引き出せるような授業をするには、どうすればいいのか?一方的にしゃべるのではなく理解させるには、どうすればいいのか?自問自答する日々が続きましたね。生徒は一人ひとり違う個性を持ち、日々変化しています。「教える」ということは、けして「しゃべる」こととイコールではないので、知れば知るほど、本当に難しいですね。

 仕事の面白さ、大変さについて

 生徒たちから「先生の社会の授業は楽しいよ」とか、「このクラスでよかった」といった声を聞けたときや、彼らが楽しそうに過ごしている姿を見ることができたときは、教師になってよかったなと思います。忙しく、大変ですが、やりがいのある仕事であることは確かです。帰る時に「今日も楽しかった」と生徒に思ってもらいたい。そんなふうに考えて、毎日教壇に立っています。 いちばんうれしかったのは、生徒に「先生みたいな先生になりたい」と言われたことですね。
 教師の仕事は、正直にいって大変なことが少なくありません。授業の教材研究はもちろんのこと、生徒指導、保護者との関わり、地域行事への参加、部活動、研修、校務分掌など毎日、仕事がつきることはありません。

 なぜ教師を目指すようになったのですか?

 教師になるのは、子どもの頃からの夢。大学へ進学する際には、教職を専門に学ぶか、好きな歴史を学ぶかで迷ったのですが、生徒に歴史を詳しく語れるようになりたかったので京都橘大学の歴史学科を選びました。大学では、歴史の裏話までたくさん吸収できたので、時々授業で披露しては「へぇー!」と生徒を驚かせています。

 仕事をする上で大切なことは?

 教師の仕事を続けていくために必要なことは3つあると思っています。1つ目は、タフな体と精神力です。先にも述べたように、教師の仕事は毎日、息つく間もないほどの忙しい日々が続きます。また、何かと難しい年頃の中学生を相手にするためには、自分自身がまず、心身共に健康でなければつとまりません。
 2つ目は、創造力です。生徒たちが楽しく学校生活を送る手助けをすることが教師の仕事です。授業や日常生活で、生徒たちの気持ちをいかにしてつかむかということを日々考え、その場その場に応じた臨機応変なアイディアをサッと出せることが大切です。これは、教員採用試験にもつながります。採用試験では、筆記試験、面接試験を問わず、学校生活のさまざまな場面でどのように対処するかということをよく聞かれます。
 そして3つ目は、やはり人が好きであるということ。生徒との関わり、保護者との関わり、地域の方々との関わり、同僚との関わりなど教師の仕事は、人と関わることがとても多く、また、とても大切です。

 教師をめざすひとへ。大学時代にやっておくべきことについて

 将来、教師となるために、みなさんにはさまざまな経験を重ねて、多くの引き出しを用意しておいてもらいたいと思います。さまざまな経験とは、教師の仕事に直接つながることではなくてもいいのです。大学の講義、アルバイト、サークル活動、旅行など大学生の今しかできない経験は決して無駄にはならず、必ず将来の教師としてのみなさんの活躍につながるはずです。
 また、教員採用試験の対策として、私が行ったのは問題集を繰り返し解くこと。専門教科は大学入試程度の問題集を何冊か購入。教職教養については、受験する県の過去問題集から傾向をとらえ、似たような問題を勉強しました。私が合格した静岡県は法規がよく出題される県ですので、法規についてはかなり時間を割きました。また、講師の経験は面接試験にとても役立ちましたので、講師をする機会がある場合は、必ず挑戦してください。
 最近耳にしたニュースによると、今後、採用枠は少しですが増える傾向にあるようです。また、現場は若い力を必要としています。教師になりたいと思った初心を忘れず、あきらめずに願い続ければ、必ず道は開けると思います。がんばってください。

 

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