6月2日、本学清風館で文化政策研究センター主催による一日だけの展覧会「木陰にて共シェア有」が行われた。前回好評を得た関西女性アーティストファイルの第二弾。アートの現場で活躍する新進のグラフィックアーティスト、美術ライター、アートコーディネーターら女性アーティストが学内に招かれ、展覧会、セミナーを行った。 セミナーを企画したのは文化政策学部の小暮宣雄助教授とTAM研(たちばなアーツマネージメント研究会)のメンバー。
古厩久子さんの「手」をモチーフにした映像が普段訪れない階段下に映されている。画像では分からないが、古代からおまじないに使われた回文がコンクリートの壁に延々と書かれ、「ノマド」という手で触ると暖かさが感じられる箱も設置された。この「ノマド」はこの1日だけの展覧会が終わっても約1ヶ月大学内に残って学生たちの訪れを待つことになる。