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学術講演会報告

『悪婆』の魅力を語る
文学部林久美子助教授

 研究所が主催する公開講演会など、様々な学術講演会が行われた。

女性歴史文化研究所第7プロジェクト「文学にみる『悪女』観の形成」公開講演会

 6月26日、清心館にて女性歴史文化研究所主催の公開講演会「歌舞伎の悪女−『悪婆』の魅力」が催された。悪婆は江戸の歌舞伎の役柄のひとつ。文学部林久美子助教授は『悪婆』は「悪役というよりは姉御肌で気風のいい女性」と紹介。林助教授は歌舞伎の映像を交えながら『悪婆』の誕生から変遷、そしてその魅力を存分に語った。参加者は約200名。

「中・近世ヨーロッパにおける食物と女性のイメージ−イヴ・マリア・魔女−」

 6月15日、清史館で歴史学科主催による講演「ヨーロッパ史における女性と食べもの」が行われた。講師はボローニャ大学教授マリア・ジュゼッピーナ・ムッツァレッリ氏。同氏はスライドを使いながら中世・近世のイタリアの女性と食の関係を歴史、宗教など様々な側面から解説した。

「暮らしの中の文化」サントリー不易流行研究所 佐藤友美子氏特別講義

 5月31日、文化政策学部端信行教授の授業「文化開発論」にゲストスピーカーとしてサントリー不易流行研究所から佐藤友美子氏が招かれた。佐藤氏は「暮らしの中の文化」をテーマに、企業内に設けられた生活研究所の意義や、生活トレンドの動向などを解説した。

サントリー不易流行研究所の佐藤友美子氏が特別講義を行った。

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