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ブライトン文化サロン シリーズ「京の女・歴史秘話」開講

 京都ブライトンホテル15周年を記念して、5月29日、文化サロン『京の女・歴史秘話』が開講した。4回シリーズで開催予定の本講演会は、“京都の歴史に多彩な足跡を残してきた文化の担い手としての女性たち”を本学教員が様々な視点から紹介するというこころみ。
 第一回目となる今回は、日本語日本文学科鈴木紀子教授が更級日記の著者である菅原孝標女をテーマに講演を行った。鈴木教授は菅原孝標女を「源氏物語のとりこになった夢見る主婦であり、また文献上あらわれた最初の読者」と紹介。「夢やロマンとは縁遠い結婚生活に失望しつつも、ありふれた主婦としての日々を送っていた」菅原孝標女が50歳を過ぎたころになって一念発起し、自分史『更級日記』を書きあげた経緯を様々なエピソードをまじえながら解説した。

 次回は8月25日、歴史学科の増渕徹教授が『摂関家の二人の后−彰子と寛子』と題された講演を行う予定。
 ご予約・お問い合わせは 京都ブライトンホテル 宴会予約課まで TEL 075−451−0489
協力/京都橘女子大学 女性歴史文化研究所

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