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中村あゆみさん


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PROFILE

徳島県出身。2009年文学部日本語日本文学科卒業。日本の近代文学を専攻。卒業論文のテーマは川端康成。在学時は筝曲部の部長を務め、学内演奏会をするなどさまざまな企画を立案・実行した。
現在は京都ホテルオークラに勤務。勤務して2年目を迎え、日々クロークの仕事に邁進している。

魅力的なホテルの仕事
現場のスタッフとのコミュニケーションが大切と実感

 2009年4月から、株式会社京都ホテルが運営する「京都ホテルオークラ」に勤務しています。宴会サービス課に所属しており、主な業務はパーティに来られたお客様をお迎えするクロークです。クロークは、お客様の手荷物やコートなどをお預かりし、その日のパーティや宴会を気持ちよく過ごしていただくための大切な仕事です。万が一不注意で荷物をなくしてしまっては、お客様の一日の楽しい時間が台無しなってしまいます。いつも最大限の注意を払ってお迎えするようにしています。お客様にご迷惑をおかけしたときにも、真摯な対応を心がけています。
  ホテルに勤務するようになって感じますが、仕事はひとりではできません。ほかのスタッフとの協力が大切。ここは、職場の雰囲気もよく、上司や先輩にも仕事のことなど相談がしやすい環境ですね。お客様とはもちろんですが、スタッフ同士でもコミュニケーションを図ることは大切だと思います。日頃から情報を共有し、いざという時にもうまく連携がとれるようにしています。これも、私ひとりでできることではありません。周囲の人の協力があってのことだと思っています。

大学時代は川端康成の作品に没頭
一つのことに打ち込む経験が就職活動でも役立った

 そもそもホテル業に興味をもったのは、多くの会社説明会に参加するなかで、お客様と接する仕事であるサービス業に惹かれたということと、もともと学生の頃にホテルでフロントバックのアルバイトをしていた経験があったということからです。フロントバックは、フロント業務をサポートするのが仕事。この業務では、お客様と接する機会はほとんどありませんでしたが、自分の仕事に責任と誇りをもち、お客様に対しては笑顔を絶やさず、誠心誠意対応するホテルの方の姿に憧れていました。そんな経験もあり、サービス業、なかでもホテル業に強い関心をもったのだと思います。
  大学では、日本語日本文学科に所属し、日本の近代文学を専攻していました。ゼミでは辻本千鶴先生にお世話になりました。日本文学を学んだことが今の仕事にどう役に立っているのかについては難しいですが、ただ、このホテルに採用された際におもしろいエピソードがあります。最終面接で緊張していた私ですが、ある面接官の方が、卒業研究に川端康成を取り上げることに興味をもってくれました。そこからはこちらのペースで川端作品の魅力や奥深さを語ることができ、結果みごと採用。今思えば、川端康成ならほかの人には負けないというくらい作品を読み、分析していた姿勢が評価されたのかもしれませんね。学生の皆さんも、何か一つ打ち込むことがあるといいと思います。

一人前のホテルパーソンになるために目標に向かって

 まだ、社会人になって1年半ほどです。これから仕事で覚えることも含め、どんどんお客様と接することでホテルのスタッフとして成長していきたいです。そのための近い目標として、まず一つのパーティの運営全体を任されるようになることです。クロークの仕事はもちろんですが、パーティに関わるすべてのことを理解し、把握していなくては務まりません。とても大変な仕事ですが、その分お客様に楽しんで帰っていただいた時の喜びも大きいはずです。多くの方が訪れたくなる魅力的なホテルであり続けられるよう日々業務に関わっていきたいと考えています。

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