関西女性と希望のアーティストファイル 京都橘大学 文化政策研究センター
まちかど芸術 記録集
振り返って
今回のタフ5「まちかど芸術」は、人びとの記憶、紡がれた物語など、無印な地域である山科に散在する文化資源を訪ね、“演劇”と”紙芝居”に仕立てる試みでした。
春から夏にかけ、大学の立地する山科でまち歩きを行ってさまざまな人や場所と関わり、異質なもの同士の交通とワークショップ、共同制作や稽古を積みかせねてきました。その結果、秋の上演では冒険的実験的であるとともに、鑑賞者との交通をも大切にしたアーツ作品を創り上げることができました。

画一的で一方通行の絶望的なまでに「ファーストな」マスメディアコンテンツが占有する現代においてもなお、こうした手づくりのゆっくりとした過程と顔の見える社会関係資本を最大限活用した上演方法、まちかどでの妥協しない硬質なアーツづくりが、それぞれにおいて大切な地域の双方向で「スローな」メディアになり得、しかもアーツの未来を自らの手で地域とともにつくり出しうるのだという希望を提示できたことが、今回の一番の収穫であったと確信しています。
 
各プログラムの記録
まちかど紙芝居 まちかど紙芝居 詳細
岩屋保育園、特別養護老人ホームヴィラ山科、太陽クラブの皆さんとのワークショップから創り上げられた紙芝居を、生演奏とともに山科各所で上演しました。
まちかど寸劇 まちかど寸劇 詳細
公園や、野菜直売所など、山科の日常風景を背景に4つの短編劇を上演しました。
卓上展覧会 まちかど展覧会 詳細
山科のまちかどを切り取った写真展。
歩きながらまちをよく見てみると素敵なものがたくさんありました。
制作風景 制作風景 詳細
「まちかど芸術」の運営風景
   
 
ディレクタープロフィール
林加奈 (画家/鍵盤ハーモニカ・おもちゃ楽器演奏家)
紙芝居ディレクター

林加奈 (鍵盤ハーモニカ・おもちゃ楽器演奏家/画家)

1973年東京生まれ。
東京芸術大学大学院(油画)修了。物語性のあるこわかわいい(恐くてかわいい)絵画多数発表し、展覧会場において自身の創作に観客を巻き込む活動を積極的に行う。1998年に鍵盤ハーモニカオーケストラ「P-ブロッ」のメンバーとなり、音楽家としての活動も開始。これまでに、釧路芸術館(釧路)、Groningen Jazz Festival(オランダ)、いずみホール(大阪)などで演奏している。「5歳児31人と作る身体オーケストラの試み」(国立民族学博物館・大阪)、「親子で楽しむかわりばんこ絵本」(コルトンプラザ・千葉)、「壁画ワークショップ」(La Maizon Folie de Wazemmes・フランス)など、子ども対象のワークショップも多数行っている。
田辺剛 (劇作家、演出家)
寸劇ディレクター

田辺剛 (劇作家、演出家)

1975年生まれ。 福岡県出身。
京都大学在学中に演劇を始める。代表作に『そこに埋まるものはたしか』(第8回OMS戯曲賞最終候補作品)、『あたたかい棺桶』(第8回日本劇作家協会新人戯曲賞入賞作品)など。2004年10月には大阪現代演劇祭に招へいされて創作するなど積極的に活動している。また独自の創作と並行してフリースクール「みらいの会」(京都府向日市)の不登校やひきこもりの経験を持つ若者たちと演劇を創作している。特に寸劇「折り紙気分」は2002年4月より全国を巡演、同年12月と2004年3月には韓国ソウル市ほか韓国数都市でも公演された。
 
開催クレジット
 
主催 京都橘大学文化政策研究センター まちかど芸術 blog
企画制作 タフ5実行委員会
コーディネート 小鹿ゆかり(Underline)
宣伝美術 FLAT-FIELD
宣伝写真 平野愛
協力 特別養護老人ホーム ヴィラ山科 太陽クラブ 岩屋保育園 岩屋神社 協同組合山科青果卸売市場 山科ハイツ 銀杏の木 チャボ マリ亞ンヌ KyotoAErOPORt TAM研 林輝夫 西岡達雄 山本禮三 地域環境デザイン研究所ecotone p.o.b
後援 山科区役所 山科区社会福祉協議会 京都新聞社 KBS京都 αステーション
助成 アサヒビール株式会社
特別協賛 アサヒビール芸術文化財団


みやこ子ども土曜塾
「みやこ子ども土曜塾」登録事業
アサヒ・アート・フェスティバル2005
 
 
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