2003年度歴史文化ゼミナール開催
2003年度歴史ゼミナールがウイングス京都(京都市中京区)で始まった。
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服部春彦教授による講演
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今年度は「女性にとって<近代>とは何か」をテーマに、市民・人権、あるいは近代的自我・近代的主体なるものを成立させた<近代>とは、女性にとって何であったのかを探る。
第一部は、9月1日(月)から9月12日(金)にかけて「女性の<近代>史」を共通テーマに、主として政治史・社会史の側面から世界史的な視野からの全6回の講演が行われた。延べ280余名の市民のみなさんや学生の参加があり、全講座を受講した方々には修了証が手渡された。
9月1日(月) |
「女性史にとってのフランス革命」
歴史学科教授 服部春彦 |
9月2日(火) |
「市民としての女性、労働者としての女性」
歴史学科教授 松浦京子 |
9月5日(金) |
「ヨーロッパ女性史研究の最前線」
文化政策学科教授 志賀亮一 |
9月8日(月) |
「婦人参政権運動と日本近代」
本学名誉教授 松尾尊? |
9月9日(火) |
「イスラムの社会と女性」
歴史学科教授 小野 浩 |
9月12日(金) |
「グローバリゼーションと、<女性の自立>」
歴史学科教授 ひろた まさき |
第二部は、11月4日(火)から11月14日(金)にかけて「女性の目覚め、女性への眼差し」を共通テーマに文学・文化史の側面から、人々の心の襞にまで分け入って考える講座が開催される。
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