「なにをしてあそぶ？」と話し合いを重ねながら迎えたお楽しみ会。夜まで残るから夕食を作って食べたいと子どもたちから声があがり、各家庭のカレーを参考に園で採れた野菜を入れたオリジナルのカレーを作ることに決まりました。カレーづくりでは自分たちでお買い物からクッキングまで全てを行いました。

保育室で遊びながらカレーの鍋がコトコトと煮える様子を伺い、「おなかすいたなあ」「もうすぐたべられる？」と首を長くして待つ子どもたち。出来立てのカレーを皆で食べて、「あっつい、おいしい！」と言ったり、「みて、こんなにのびる！」とスプーンでチーズをすくって伸ばしたり、食後にはスイカとゼリーも食べて大満足な子どもたちでした。

 

“おいしいカレーを作る”というひとつの目標に向かって、試行錯誤しながらも友だちと話し合いをしてきたこと、買い物やクッキングなど主体的に取り組んできたこと、作ったカレーが美味しかったという満足感と達成感を通して友だちとの関わりが深まりました。

 

また保育者と同じポーズを取ったら負けという“しゅうまいジャンケン”というゲームや「楽しいお楽しみ会を思い出せるように」とプラバンを作ったり、夜のこども園を探検したりと普段と違う特別感を感じながら目一杯楽しみました。

お楽しみ会でのいろいろな活動を通してクラス、学年での絆も深まり、またひとまわり大きく成長したようにも感じます。