研究シーズ集

経済・経営 ---------------------------- 2024-69 桑　海侠　准教授 在庫に影響を与える一番重要な要因は何でしょうか？ 経営学部経営学科 ■ 研究業績等 【論文】 ・学術論文「小売業自動発注システムの在庫変動要因に関する研究」 日本物流学会学会誌日本物流学会28(1):85-92 （共著）:2020/06 ・学術論文「Using Simulation as a Tool for Multiple-Product Production and Logistics Planning Design in the Japanese Rental Housing Unit Supply Chain」 Proceedings of the 25th International Conference on Industrial Engineering and Engineering Management 2019P.172-182 （共著）:2019/08 ・学術論文「A dynamic modelling simulation for supply chain management inventory service: a case study on a rental housing unit manufacturing and logisticscompany in Japan」Proceedings of 2018 International Conference on Information Management and Management Science. P.125-132 （共著）:2018/08 【学会発表】 ・小売店在庫変動要因に関する研究 .直交表とシミュレーション手法の活用.（日本経営工学会　2021年春全国大会）:2021/05/15 ・AI　IoT時代における物流在庫の発展方向に関する研究（日本物流学会中部部会研究会）: 2021/03/27 ・Simulation and Analysis of Retail Inventory System（2020 3rd International Conference on Information ManagementScience） :2020/08/09 　多くの企業はそれぞれの会社の歴史、文化、経験、技術のような要因に依存しながら、独自の事業構造を構築しています。また、企業の在庫問題には多様な要因が絡み合っているのが現状です。　現在、企業が蓄積したデータを解析し、在庫変動要因の組合せによる定量分析、および多様なデータから複数要因の交互作用を効率的に分析可能なアルゴリズムの開発を検討しています。 　企業の在庫に影響を与える変動要因を、ヒアリング調査により、体系的に分類しています。また、仮説を立てたうえで、企業が蓄積したデータをシミュレーション手法や統計分析を用い、科学的なエビデンスを用いて課題の発見につなげ、在庫問題の解決を図っています。 主観的な経験や勘ではなく、データ解析から導き出される客観的な根拠に基づいて、企業の意思決定を支援しています。 適正在庫、データ解析