河野通和/編集者・読書案内人・京都橘大学客員教授
1953年、岡山市生まれ。東京大学文学部ロシア語ロシア文学科卒業。
1978年、中央公論社(現中央公論新社)入社。おもに雑誌編集にたずさわり、「婦人公論」「中央公論」編集長を歴任。取締役雑誌編集局長兼広告統括部長を最後に、2008年、同社退社。
2009年、日本ビジネスプレス特別編集顧問に就任。
2010年、新潮社に入社し、季刊誌「考える人」編集長を6年9ヵ月務める。その間、週に一度配信した編集長のメールマガジンは1万8000人超の登録者に愛読され、『言葉はこうして生き残った』(ミシマ社)、『「考える人」は本を読む』(角川新書)の2冊の著書となる。
2017年3月、同社を退社。翌月、株式会社ほぼ日入社。「ほぼ日の学校(のちに學校)」初代学校長を務める。
2021年10月末に退社。「河野文庫」を立ち上げ、編集者・読書案内人として活動する。
2022年4月より京都橘大学客員教授となり、現在にいたる。
学頭コメント
「こんな本が出るのを待ち望んでいた!」と言わしめた『取材・執筆・推敲』は、古賀さんが自らの試行錯誤をもとにしているだけに分かりやすくて実践的。書くことの喜びに溢れた「書き方指南」です。