教育現場で必要とされる実践力を持った小学校教諭をめざすコースです。子どもの知的好奇心を刺激する授業づくりや、一人ひとりの気持ちに寄り添える人間力を育成。IT利用学習や英語学習など最新の教育にも対応します。
子どもはもちろん、保護者からも信頼される保育士、幼稚園教諭をめざすコースです。一人ひとりの発達段階や個性、資質、家庭環境などをしっかりと理解し、それぞれに応じたきめ細やかな保育を実践する力を養います。
「学ぶ環境が人を成長させる」
そう考える京都橘大学では、本物の現場をリアルに再現した多彩な施設・設備を用意しています。
現場さながらの雰囲気できめ細かく学ぶことで、ワンランク上の保育力・教育力が身につきます。
児童教育学科の学びの拠点となるのが、この「児優館」。理科実験室や図工・調理・音楽などの実習室をはじめ、スタジオ施設をもつ臨床教育実践スタジオも完備。
子ども一人ひとりの可能性を引き出す対話力にはじまり、工夫を凝らした授業づくりやクラス全体を動かす学級運営まで、幅広い状況に対応した実践力を習得。
学内だけでなく、学外で学ぶフィールドワークにも早期から参加することで、「先生」としての引き出しを増やしていきます。
ピアノ演奏や弾き歌いを中心に、遊び歌やわらべ歌などを学びます。音楽を通じて子どもたちの情操を育めるよう、効果的な指導ができる技法を身につけます。
幼稚園実習に参加する前の事前学習です。実習日誌の書き方や指導案の作成方法を学び、一人ひとりがテーマを持って実習に臨むことができるよう具体的に学びます。
学級と学級担任についての基礎を理解し、より良い信頼関係を築くためのコミュニケーション能力を養成。生徒全員にとって居心地の良い学級づくりの方策を考えます。
子どもに楽しく英語を学ばせるための指導法を習得。英語指導を行っている小学校を訪問し、実際の授業を参観。教育現場で役立つ実践力を身につけます。
現場で学んで経験を積む、フィールドワークを展開。
教育現場のリアルな空気に触れ、教師に必要な力を育んでいく。
大学周辺の小学校などで1回生からフィールドワークを開始します。学生一人ひとりが各クラスに配属され、授業についていけない生徒の相談に乗ったり、休み時間の遊び相手になるなど、担任教員のサポートをしながら教育現場を体験。1回生という早い段階から状況に応じた生徒への対応法や問題解決の手法を身をもって学び、教師としての基礎を培います。
子どもの成長や気持ちに寄り添い、その経験を学生同士で学び合う。
1回生から幼稚園・保育園の現場で学びます。たとえば2歳児クラスの担当では、子どもの個性を尊重しつつ、どこまで手伝うかを見極める難しい場面の経験や絵本の読み聞かせ、手遊びなどを実践。それぞれの学生が経験した情報を共有することで全員が理解を深めるとともに、早期から繰り返し現場を体験することで実践力のある保育者をめざします。
子どもたちと交流を深める、
学生手づくりのお祭りイベント。
学園祭で毎年人気のイベント「ちびっ子ランド」。地域の子どもや保護者が参加し、風船プールや巨大迷路、演劇など、児童教育学科の1、2回生が企画した手づくりの遊び場で楽しくふれ合います。
京都橘大学の最大の魅力は、教員と学生の距離の近さです。
授業でわからないことがあれば、学生が納得いくまで丁寧に指導。
学習面だけでなく、進路や就職、学生生活の些細な悩みにも相談に応じています。
こうした何でも話せる信頼関係こそが、信頼される教育者・保育者を育てていくのです。
大阪教育大学大学院教育学研究科 修了
学位 ◎ 教育学修士
専門分野 ◎ 社会科教育学、社会科教育史
広島大学大学院教育学研究科 修了
学位 ◎ 教育学修士
専門分野 ◎ 体育科教育学
神戸大学大学院総合人間科学研究科 修了
学位 ◎ 博士(学術)
専門分野 ◎ 音楽学、音楽教育学
京都橘大学の教職保育職支援室では、教員や保育士採用試験を受験する学生を支援しています。ここでは採用試験対策・就職支援を専門とする経験豊富なスタッフが、各採用試験についての情報を的確に把握し、各種ガイダンスや対策講座、個別面談を実施しています。
採用試験の範囲はとても広く、なかには勉強するうちに自信をなくしてしまう学生もいます。そのため支援室では、個別面談を大切にしています。学科の教員と協力し、模擬試験の結果などから得意分野や苦手分野を確認し、学生一人ひとりと丁寧に話しあいながら、対策を考えています。学生のがんばりもあり、めざましい結果がでています。
「先生になりたい」「子どもの成長を支えたい」
そんな夢や憧れを胸に、京都橘大学に入学した先輩たち。4年間で多彩な学びや経験を積み重ね、今では全国各地のさまざまな現場で“先生”として活躍中です。
次に夢を叶えるのは、あなた自身。その第一歩を、今からここから踏み出してください。
児童教育学科 児童教育コース 2012年卒業 小学校教諭
教師という職業は、子どもの成長の瞬間を一番近くで感じられ、自分もまた彼らと共に豊かに成長できる仕事です。特にやりがいを感じるのは、子ども達が「学校が好き」「勉強が楽しい」と言ってくれるようになった時。大変な面もありますが、それ以上に喜びや感動の方が大きいです。大学で得た一番の財産は、共に学んだ仲間たち。今でも互いに相談し合い、支え合い、学び合える環境が何より嬉しいですね。
児童教育学科 幼児教育コース 保育教諭
中学校の職場体験でこども園に行った時から、ずっと幼稚園の先生になるのが夢でした。現在の仕事に就いて今年で3年目。最初は戸惑ってばかり、落ち込んでばかりの毎日でしたが、ようやく仕事にも慣れ、心にゆとりを持って子どもたちと関われるようになってきました。これまでの経験を通じて感じたこと。それは、頑張っている姿は必ず誰かが見てくれているということ。皆さんも自分を信じて目標を叶えてください。
児童教育学科 児童教育コース 2012年卒業 保育士
現在、1歳児クラスの担任をしています。子どもは毎日が成長の連続。昨日できなかったことが今日できるようになった姿を見ると本当に感動します。自分の関わり方ひとつで子どもに影響を与えるため責任は重大ですが、それが成長につながった時には喜びもひとしおです。今後の目標は、子どもたちが夢中になれる遊びや保育の引き出しを増やすこと。さまざまな研修に参加するなど、自分を高めていきたいです。
※保育士養成課程の定員は100名です。