学園創立120周年を迎えて

120周年記念事業に向けたご支援のお願い

学校法人京都橘学園は、2022年に学園創立120周年を迎えました。
人と社会に尽くす自立した人材の育成を掲げ、時代に、社会に、人々の学ぶ意思に応える改革を重ね、大学・大学院、中学校・高等学校、こども園に、約8,500名の学生・生徒・園児が集い学ぶ総合学園へと成長してきました。地域・企業の皆さまやご家族、卒業生の皆さまには、日頃より本学園の教育研究活動への深いご理解と温かいご支援を賜り、学園関係者一同たいへん勇気づけられております。
本学園に心を寄せてくださる皆さまに深く感謝申しあげます。

京都橘大学は、1967年に文学部単科の女子大学として開学しました。2005年の男女共学化、大学名の改称、京都の私立大学として初の看護学部設置を皮切りに医療系学部を拡充し、近畿地区最大級規模の医療系分野を擁する総合大学となりました。2021年には、AI時代の社会の要請に応える工学部・経済学部・経営学部を同時に開設。2023年には現代社会で不可欠となるデータサイエンスの基礎を全員が学ぶ総合心理学部が誕生するなど、文理横断の新たな学びの環境を充実させて「総合知」を涵養しています。教学理念「自立・共生・臨床の知」のもと、予測困難で正解のない時代だからこそ、学生自ら考えぬき選んだ道に自信をもって歩めるよう、一人ひとりの成長に寄与する教育創造に尽力してまいります。

京都橘中学校・高等学校は、「自立・共生」を教育理念に掲げ、継続的な教育充実・改革により確かな実績を確立しています。難関大学への進学実績は飛躍的に向上し、クラブ活動においても女子バレーボール、男子サッカー、陸上競技、吹奏楽、太鼓などにおいて全国レベルの成果を生み出しています。また、吹奏楽部は日台友情50周年を記念した台湾双十国慶節祝賀式典にて、海外の団体として初めての演奏を行い、日本台湾交流協会表彰に選ばれました。現在もアメリカのローズパレードへの3度目の出場をめざしエントリーするなど生徒たちのエネルギー溢れるパフォーマンスは世界にとどろくところです。

たちばな大路こども園は、地域や自治体の皆さまから多大なるご協力を賜り、開園5周年を迎えました。教育保育理念に掲げる「自立・共生」のもと、自然、あそび、仲間を大切にした教育・保育での様々な生活・経験を通して「生きる力」の土台をつくり、園児たちが心も体もしなやかにたくましく成長するこども園として着実に前進しています。

本学園は、2023年度より新たな社会価値の創造をめざして、第3次マスタープラン(中期事業計画)を策定し、さらなる改革を進めています。時代や社会が変化するからこそ、本学園で培われる知と知の結合により、これまでにない価値を生み、自身や世界が変わるような新たな学びの環境の創出に向け、「学びで世界を変える」を合言葉に構成員一丸となって挑戦を続けていきます。また、学園と地域社会が一体となるような産官学連携の教育研究や、心身の健康と人とのつながりを生みだす交流を通じて、地域全体のWell-Being実現へ貢献してまいります。

これまで学校法人京都橘学園は、学生・生徒・園児、保護者、教職員、近隣自治体や関係企業・団体の方々、数多くの卒業生によって支えられ発展してきました。改めてご支援に対し厚くお礼申しあげますとともに、引き続き本学園に対する物心両面での格別のご指導とご支援を賜りますよう、心よりお願い申しあげます。

2023年4月
学校法人京都橘学園
理事長片山 傳生

120周年記念事業

  • コロナ禍で思い通りにならない日々に立ち向かう、学生たちのプロジェクト
  • 作詞・作曲・歌唱、プロモーションムービーを力を合わせて制作
  • これからの未来を創っていく、すべての人を歌で応援します
  • 交流拠点「mican(ミカン)」の開設
    学生たちが自由に学び、多様な交流を生み出す場
  • ラーニングスペース「UICK(ウイック)の開設
    大学チャンピオン、オリンピック選手の輩出を目指します
  • 1,000人が集結!
    音楽・スポーツ・食でつながる!京都橘学園創立120周年記念イベント
  • 2020年度入学生応援企画 『3年目の入学式』を開催
  • 京都橘学園創立120周年記念ムービーを卒業生が制作