2020年01月27日
国際英語学部の学部改革について
京都橘大学(京都市山科区、学長:日比野英子)では、 国際英語学部の教学改革および定員増を図る学部改革を構想しています。 いずれも2020年3月に文部科学省に申請し、2021年4月より実施・設置する予定です。
<国際英語学部の学部改革について>
国際英語学部には国際英語学科を設置しており、国際共通語としての英語を専門的に学び、語学力のみならず文化・社会・経済・観光など幅広い分野の知識と教養を身につけた人材育成をめざしています。本学独自の特徴として、学部生全員が原則1年間(教職課程履修者へのカリキュラム上の配慮から、6カ月間の留学プログラムも準備)の海外留学を行うことになっており、現地の学校に通い、国際社会で通用する英語運用能力や異文化理解の力をつける点が挙げられます。
今回の改革では、教育課程をさらに魅力的なものにすると同時に、学生の英語運用能力向上に向けた学修支援の仕組み・体制を整える教学改革と、定員増を予定しています。
1.教学改革
●留学時期および期間の変更
留学は全員1年間を必須とし、現行の2回生後期からの留学を、2回生前期からの1年間に変更します。教職課程履修者においても1年間の留学が可能になります。
●新カリキュラムの特徴
1 回生時は留学に備え、英語の力を最大限に引き上げる集中プログラム科目 と、経済・観光・教育・文化など留学先の正規授業履修の基礎となる科目を履修します。また、留学から帰国後の3 、4 回生時には、英語力をさらに伸ばす科目と、2年間の「専門演習」により専門分野の充実をめざします。さらに、留学先の地域理解を深める科目や、経済・観光・教育・文化などに関する実践的な学びを重視する科目も配置しています。
●ラーニングコースの変更
本学部学科のラーニングコースは、⓵グローバルキャリア ⓶国際観光 ⓷英語教育 の3コースがありますが、これを⓵グローバルビジネス ⓶グローバルツーリズム ⓷国際教養 の3コースに変更。全コースの学生が希望により教職課程を履修可能で、教員免許取得をめざせます。各ラーニングコースでは、専門的な学習がより効果的に進むように、コアとなる科目と発展科目を配置します。
●さらなる英語力向上に向けた支援
現行の「トータルコーディネーション」の支援体制をさらに発展させ、学生の学修をしっかりとした成果に結びつけていく支援を実現させます。
2.定員増
現行、入学定員90人・収容定員人・収容定員360人を、入学定員120人・収容定員480人に増員。
3.実施時期
2021年4月を予定。(2020年3月に認可申請予定)