お知らせ

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応援ソングの軌跡 ~1年の振り返り~

皆さんこんにちは!
2022年の3月から始動した応援ソングプロジェクトが、ついに1周年を迎えました。

先日公開したミュージックビデオはいかがだったでしょうか?
応援ソングが完成するまでの過程が詰まった、メイキング動画風のミュージックビデオに仕上がっていましたね(≧▽≦)

そこで今回は、ミュージックビデオを見るだけではわからない、応援ソングの軌跡をまとめていきたいと思います!
これを読んで、また違った視点で応援ソングを楽しんでいただけると嬉しいです。


応援ソングの始まりは、2022年3月25日(金)に行われたキックオフミーティングです。
この時、応援ソングに協力していただいた河口恭吾さんが京都橘大学へ来てくださいました。
河口さんと応援ソングプロジェクトメンバー(以下、応援ソングメンバー)が顔合わせをし、曲の方向性や歌詞のイメージについてミーティングを行いました。

※当日の様子をもっと知りたい方はこちら▼

応援ソングの軌跡
応援ソングの軌跡

この日は河口さんに京都橘大学を知っていただくことと、学生との交流を兼ねていたので、歌詞のヒントになるような、より詳しい話は後日、zoomを使って話すことになりました。

(江本)

河口さんや制作スタッフの方も交え、応援ソングメンバーとミーティングを行いました。

ミーティングが始まり、河口さんから、「伝えたい想い」を聞かれました。
応援ソングメンバーは全員、共通して「コロナ禍で苦しんでいる学生をはじめ多くの方々に元気を届ける曲を作りたい!」という想いを語り合いました。みんなの気持ちを合わせれば絶対いい曲が出来る!と感じたことを覚えています。

話が弾んできたところでビックリするような質問が!
「みんな好きな人はいるの?」という質問です。かなり踏み込んだ質問に、みんな恥ずかしながらも答えました。
自分はなぜこの質問をしたのか始めは疑問でしたが、次第に分かってきました。実体験のエピソードにはその人にしか分からないこと、その場でしか分からないことなど"特別な何か"が潜んでいます。その何かを引き出して歌詞にいかしたいのではないかと考えました。

応援ソングの軌跡
応援ソングの軌跡

今思えばこのミーティングで歌詞の基盤が出来たように思います。それは河口さんたちが、私たちの想いや経験を引き出す質問をしていただいたおかげだと思います。
貴重な経験をありがとうございました!

(成矢)

その後、6月にはデモ音源が完成し、デモ音源を聴いた感想を河口さんにお伝えをしました。
その感想をもとに河口さんがブラッシュアップしてくださり、7月に応援ソング「STORIES 2022~」が出来上がりました!

出来上がった曲を一足早く聞いたプロジェクトメンバーからはマスク越しでも伝わるほどの笑顔がこぼれていました。
歌詞の力強さ、河口さんのステキな歌声に、メンバーは大絶賛!私たちの自慢の曲になりました!

「STORIES 2022~」の初披露は8月6日(土)のオープンキャンパスでした!京都橘大学をこれから目指す高校生の前での初披露です。
高校生も私たち大学生と同じく、学生生活をコロナ禍で過ごすことになった世代です。
私たちが作ってきた曲が多くの高校生に届いたら嬉しいなという想いで当日を迎えました!

私は当日、応援ソングメンバーとしてこのライブの司会をしました。
この曲を聴いた方に元気とエールを届けたい!そう思いながら作ってきましたが、曲を聴いていると河口さんに私が励まされているような気分に…!
この曲を作ってよかった。河口さんと一緒に作ってよかった。心からそう思いました。

(江本)

応援ソングの軌跡
応援ソングの軌跡

応援ソングが完成し、次は学生や生徒がコーラス5として参加するKYOTO TACHIBANAバージョンの楽曲のレコーディングを行いました。

レコーディングは京都橘中学校・高等学校の教室で行いました。入った瞬間、マイクがすでに設置されていて、いよいよ収録するんだなという雰囲気が漂っていました!

最初は、後半のサビの部分を全員で歌いました。1回目は緊張と不安があってか、あまり大きい声が出ませんでしたが、レコーディングのスタッフの方が「学生らしく元気な声で歌って!」と後押しされ、2回目以降は、元気よく大きい声で歌うことができました!

続いては、コーラス部分の「君は一人じゃない」を男女に分かれてレコーディングしました。この部分は上パートと下パートがあり、合唱のようにハーモニーがあることが特徴です!
まず、女性だけで収録をしました。上パートを任され、歌いましたが、高音のため大きな声が出ず、大きな声で元気よく歌える下パートに変更しました。次に男性だけで上パートを歌い、レコーディングが無事終了!みんなとても楽しそうに歌っていました。

応援ソングの軌跡

せっかくのレコーディングということもあって記念写真をたくさん撮りました。マイクの前で歌っている撮影をしたり、ポーズをとったりなど、いろんな写真を撮りました!

応援ソングの軌跡

私自身、このような機会は初めての経験だったので、とても貴重な時間でした。マイクに向かって皆で歌う瞬間がとても楽しかったです。部屋にはたくさんの機材が設置されていて、緊張しましたが、全力で歌うことができました!この楽曲で皆さんにエールを送り届けたいです!

レコーディングしたものは、河口さんのオリジナル曲と一緒に2022年10月30日(日)よりサブスクリプションで配信されています!ぜひ聞いてください!

(手嶋)

そして2022年10月30日(日)は京都橘学園創立120周年イベント『TACHIBANA THANKS-DAY』が開催され、河口さんによるライブも行われました!

「桜」、「マイ・アイデンティティー」、「No Rain No Flower」など複数曲を歌ってくださった後で、最後に「STORIES 2022~」を披露してくださいました。

「STORIES 2022~」では、本学の吹奏楽部も一緒に演奏しました。河口さんの落ち着いていて人の心に語りかけるような暖かい歌声と楽器の迫力ある音色がライブ会場であった中央体育館大アリーナ中に広がり、観ていた人たちはリズムを取りながら、ライブに釘付けでした。

最後は拍手喝采で、大盛況な中でスペシャルライブは幕を下ろしました。ライブが終わった後で、「感動した!」、「元気をもらえたね」、「興奮した!」といった声をいただくことができ、とてもうれしい限りです。

応援ソングの軌跡
応援ソングの軌跡

本当に良い時間を過ごすことができました。河口さん、素晴らしいライブをありがとうございました!!

(渡部)

スペシャルライブから2週間後の2022年11月12日(土)、京都橘中学校・高等学校でミュージックビデオの撮影がありました! 本学園の学生・生徒総勢152名が河口さんと一緒に撮影に臨みました。当日は、快晴で11月とは思えないほどの暑さの中での撮影でした!

※当日の様子をもっと知りたい方はこちら▼

応援ソングの軌跡
応援ソングの軌跡

11月26日(土)・27日(日)には京都橘大学で学祭が行われました。学祭初日にもなんと!河口さんが大学に来てくださり、特設の野外ステージで「STORIES 2022~」を含むスペシャルライブが開催されました。
今年度、河口さんが大学に来てくださるのはこれがラストだったということもあり、非常に多くの方がステージに集まり、一緒にライブを盛り上げていました!

※当日の様子をもっと知りたい方はこちら▼

応援ソングの軌跡
応援ソングの軌跡

そして!ついにミュージックビデオが公開!
メイキング動画風のミュージックビデオで応援ソングがどのように完成していったのかがわかるミュージックビデオでしたね!
このレポートと合わせて見ていただき、「こんなふうに曲が完成していったのか!」と感じていただけたら嬉しいです。

私は応援ソングメンバーとして参加したこともあり、完成したミュージックビデオを見て、懐かしさと達成感を感じています。

応援ソングプロジェクトが始動したばかりのころは、ミュージックビデオ越しにも伝わるくらい、私の顔に「緊張」と書いてありました(笑)
しかし最後には、ミュージックビデオからも伝わる「笑顔」と「元気」に溢れていました!プロジェクトが軌道に乗ってからは、応援ソングのイベントが待ち遠しくて、楽しくて仕方がありませんでした!

プロジェクトが進むにつれて成長していったメンバーの表情や、河口さんが力強く私たちに詞(ことば)を伝えようと歌う姿をじっくりと見ていただけると嬉しいです。


応援ソングメンバーとして、「STORIES 2022~」に携われて本当に嬉しいです。私は3月に大学を卒業し、4月から社会人として旅立ちます。
社会人になっても、「STORIES 2022~」を自分の宝物にして、くじけそうになった時や勇気を出したいときの応援ソングとして一生聴いていきたいです!

皆さんも、辛くなった時や元気になりたいとき、誰かに応援してほしいときは、ぜひ、「STORIES 2022~」を聴いて、一歩踏み出してみてください!そして、自分だけの「STORY」を歩んでください!

(江本)

ミュージックビデオ
京都橘学園応援ソング『STORIES 2022~』
TACHIBANA STORY ver.


文章:江本迪香
成矢優希
手嶋春佳
渡部翔太
撮影:岩間健汰
江本迪香