株式会社豆蔵ホールディングス
執行役員
株式会社オープンストリーム
代表取締役社長

吉原 和彦

大手システムインテグレーターの技術者として勤め、30代からWeb系コンサルティング会社の営業職として転職しスキルアップを図る。その後、キャリアをいかして現在のオープンストリームへ入社。営業職、営業責任者、事業責任者を経て代表取締役社長となる。

人とIT(※1)の関係性は変わり、
ITは日本が抱える
社会問題を解決するために
無くてはならない存在に

 私たちの会社は、コンピュータソフトウェア技術の最先端をリードする技術者集団として、AI(※2)、IoT(※3)、クラウド、ビッグデータ等を活用し日本のあらゆる企業のビジネスを支える役割を担っていますが、特に近年では社会全体において「ITに対する期待」が大きく変わってきています。もともとITは、業務を効率化するために使われており、いわば人にとっての手足のようなものでした。しかし近年、日本は人口減少や医療費問題など、さまざまな社会問題に直面しており、そうした問題を解決するために「ITを使って人々の生活を豊かにしていくことができないか」と考える企業が増えてきました。つまりITやAIの役割が、より人間に近いものになってきました。

※1. IT

Information Technologyの略。SNS、電子マネー、ネットショップでの買物、旅行の予約など、スマホやパソコンなどがインターネットとつながって実現する仕組みの総称。

※2. AI

Artificial Intelligenceの略で人工知能のこと。人間の「観察する」「学習する」「判断する」といった思考力をソフトウェアで人工的に再現した仕組み。自動運転にも不可欠。

※3. IoT

Internet of Thingsの略で「モノのインターネット」と訳される。世の中のあらゆるモノに小さなセンサーや通信装置が装着され、遠隔地から常に監視やコントロールが可能になることで、これまでできなかった新しい仕組みやサービスが生まれる。

これからの社会で活躍するために
必要なのは他分野のスキルや経験を掛け算できる力

 一方、ITやAIの怖さは、人よりも優秀な思考を持ち始め、人の言うことを聞かないようなものが出てくる可能性も含んでいることです。例えばドローンを使って過疎地域に正確に荷物を運ぶような技術は、その正確さゆえに、使い方を一歩間違えると人々にとっての脅威になりかねません。そうした社会で特に求められるのは、先端技術を「正しく理解できる力」とともに「正しく使える判断力」です。また「データを正しく用いて判断できる力」も必要になってきます。さらにこれから変化が激しくなる社会では、これらの「IT技術/リテラシー(※4)」といったスキルと、例えば「金融」や「物流」に関する知識など他分野に関する知識などのスキルや経験の掛け算をすることで自身の価値を高めることのできる人材が活躍できます。

※4. リテラシー

メディアリテラシーはテレビや新聞、ネット上に流れている情報の正しさを判断する能力。ITリテラシーは炎上や個人情報の漏洩を防ぎながらIT機器を理解し、利用する能力。

先端技術を正しく理解できる力データを正しく用いて判断できる力他分野に関する知識などのスキルや経験の掛け算

これらの力を養える
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