株式会社ウィルフ
代表取締役社長

黒石 健太郎

東京大学法学部卒。採用・育成・社内活性コンサルティング等の営業、新規事業の戦略企画、立ち上げに従事。2013年6月株式会社ウィルフ(WILLFU)を設立、代表取締役社長に就任。サイバーエージェント主催アントレプレナーイノベーションキャンプ優勝。著書に「渋谷で教える起業先生」(毎日新聞出版)がある。

雇用問題、少子高齢化問題など
さまざまな問題が絡み合う
これからの日本の社会

 私は現在、「若者が未来に希望を持てる社会を創る」というミッションを掲げ、「『起業』を考える学生」対象のビジネススクールや起業家経験がある大学生のための、『1年目から子会社社長』などに特化した就職支援サービスを展開しています。実は、このようなビジネスを始めたきっかけとしては、以前大手企業に対して採用支援の営業職をしていた時にリーマンショック(※1)が起き、自身が担当していた企業でも自分と同世代の人たちがリストラをされてしまうという場面を数多く目の当たりにしたという経験をしたことです。そのような思いを若者にさせたくないという思いからこの仕事をはじめました。そして今の社会でも少子高齢化の中で国の年金制度の先行きすらわからない状態で、決して楽観視できない時代になってきているのだと思います。

※1. リーマンショック

2008年、米国の証券会社リーマン・ブラザーズが経営破綻(負債総額は約64兆円で米国史上最大)したことに端を発した世界的規模の大不況。

変化の激しい社会の中でも
「挑戦を続けることのできる力」を。
さまざまな視点と共に、
ITスキルを磨く必要性

 そうした社会で活躍する人たちの共通点としてはまず、「挑戦を続けることのできる力」を挙げることができると思います。そういった力を身に着けるためには、学生のうちから自身の自己満足ではないレベルで結果を求められる機会が必要になります。つまり、ただ経済や経営の知識を蓄えるだけではなく、それらをいかした「早期のキャリア形成」「実践経験を積み続けられる場」が重要です。次に「さまざまな視点で世の中や物事を捉えられる力」。その力をつけるためにはさまざまな分野や多様な価値観を持つ人たちとの接点や協働の機会を作る必要があります。さらにこれからの社会では、すべてのビジネスにおいて「ITを正しく理解し使うことのできる力」の有無でそのビジネスが成功するかどうかが大きく変わってくるでしょう。そうしたことからどのような職種であったとしてもITスキルは重要なものとなってくるのだと思います。

挑戦を続けることのできる力早期のキャリア形成実践経験を積み続けられる場さまざまな視点で世の中や物事を捉えられる力ITを正しく理解し使うことのできる力

これらの力を養える
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