京都橘大学は、変わりつづけていく。学生たちとともに、成長しつづけていく。
予想外!?がたくさん詰まった、京都橘大学の学生・教員・職員にリポーターが密着!
英語を学びたければ、アンガス教授のもとへ!
国際英語学部では、2回生でなんと全員が1年間の長期海外留学をします!アメリカやカナダ、イギリスなど各国でトップレベルの英語教育実績を持つ16の学校へ留学します。また、英語を学ぶのみならず現地の大学で現地の学生と一緒にビジネスや観光などの専門科目の授業を受けることができる目玉プログラムです!
留学に備え、入学してすぐに英語漬けの日々が待っています。
平坦な道のりばかりではないですが、ユーモアあふれる先生や仲間たちと一緒に、将来に役立つ生きた英語を学んでいます!
遺跡を自分たちで発掘しちゃう!?
歴史ある京都のまちで、キャンパスの中だけで学んでいるのはもったいない!と、世界遺産をはじめ博物館の裏側や神社・お寺の修理現場、新発見の遺跡など現地に実際に足を運び、実物を目の前にフィールドワークを行う文学部歴史遺産学科。
歴史愛あふれる文学部歴史遺産学科の中久保先生のポケットには、土器のレプリカや、遺跡から出土する遺物を調査する道具がはいっています。先生曰く「遺跡をみれば、当時の生活がわかるんです」とのこと。遺跡の魅力を後世に伝えていくため、今日もキャンパスを飛び出します!
2021年4月、「工学部」「経済学部」「経営学部」の3学部を同時につくっちゃいました!
中でも情報分野の学びは本学初の設置です!文理も学ぶ内容もばらばらな3学部ですが、分野を越えてともに学ぶ「3学部合同科目」が設けられています。
AIやビッグデータなど最新技術の発展が加速し、コロナウイルス感染症の影響も加わって生活のあり方が刻一刻と変化していく今日。文系・理系に捉われず、各専門分野を知識を融合させることで新たな価値を創造し、社会を豊かにしていく力を養います。
社会のあらゆる事象を経済学視点でわかりやすく読み解く!といえば牧先生。専門分野は「サブカルと経済学」。アニメやゲーム、コンテンツツーリズムなどを中心に研究。一見「サブカル」と「経済学」は全く相容れないもののように感じますが、推し活といわれる消費者行動や同じコンテンツのファン同士が対立する心理的メカニズムなどにも注目しています。大のアニメ好きな牧先生は、学生時代に出会った先生や本の影響で、大好きな「サブカル」を経済学と結びつけて研究するようになったそう。
2021年に新設された経済学部では、「サブカル」を行動経済学から紐解くゼミを今年度開講予定。どんなゼミになるのか、目が離せません!
学びの交流拠点である「mican」に色とりどりのふせんが貼られた屋台が!?
ここは「つなげる屋台」といって、使わなくなった教科書や資材をリユースし、必要な人が必要なものをもらうことができる屋台。リユースを促すことで、「知識と技術をつなぐ」「学年間のつながり」を生みだす場所となっています。
micanにはほかにも交流やワークショップを促すための掲示板もあり、「つながり」を生むさまざまな仕掛けが。永遠に完成しない建物「mican」は、今後どのような「つながり」を作っていくのでしょうか!?
重症患者の対応で、常に慌ただしく緊迫した空気が張り詰めるICU(集中治療室)や救命救急センター。看護学生であってもなかなか入る機会のない、非日常的な空間です。
そんな現場の空気を肌で感じながら、実践的な看護技術を身につけるため、2020年に最新施設「シミュレーションコモンズ」が完成しました!
ここでは、救命救急センターやICUをはじめ、一般病棟、子どもを出産する分娩室、災害現場に至るまで、看護師が働くさまざまな環境を映像と音響でリアルに再現。大学にいながらも本番さながらの環境に入り込み、刻々と変わっていく状況や看護の現場を体感しながら充実した看護技術を学ぶことができます。
キャンパス内を歩いていると、なんと本物の救急車が! 誰かが倒れた!?かと思いきや、これは健康科学部救急救命学科の訓練設備のひとつだそう。
救急救命士をめざす学生が、大学にいながらよりリアルな環境で実習ができるようにと導入されました。いまでは大学のシンボルのひとつといっても過言ではない存在です!
また、救急救命士としてたくさんの人の命を守るため、日夜トレーニングも欠かせません。キャンパスには鉄棒が設置されており、休み時間になるとたくましい学生たちの懸垂をする姿が。学生たちの未来に期待が高まりますね!
キャンパス全体を屋上から見渡すと、敷地の端から端までたくさんの建物が。 実は、大学の校舎面積は10年で2倍以上になったそう!
このたくさんの建物は、10年前には半分ほどしかなかったんです。
敷地や建物が増えただけではありません。
10年前と比べて学部数・志願者数は約2倍へと、大学で学べる学問の幅や学生の数もどんどん増加し続けています。2023年4月には9つ目の新学部「総合心理学部※」も誕生します。
ここ10年で飛躍的な変化を遂げた京都橘大学、2022年以降も変化に富んだ一年になりそうです!
※2023年4月設置計画中。計画内容は予定であり、変更することがあります。
学生書道のグランプリ「全日本高校・大学書道展」にて、毎年いくつもの賞を受賞している京都橘大学。書道日本トップレベルの実力を持つことで知られているんです!
文学部日本語日本文学科書道コースでは、1回生のときから少人数制の徹底したきめ細かい指導が行われており、自らの書道の世界を志す熱意にあふれた学生たちが集まっています。
「実際に入学してみて、思った以上にみんなが力を合わせて書いている姿に驚きました!」と3回生の学生談。黙々と自分自身の世界に入り込むと思われがちな書道ですが、仲間と励まし合いながら切磋琢磨することで、京都橘大学の伝統を脈々と受け継いでいます。
2021年4月に新設ほやほやの工学部情報工学科では、最新機器を使った授業が受けられます!
現実とバーチャルが融合した世界を体験できる「ホロレンズ2」というMR(Mixed Reality・複合現実)デバイスを使って、
1回生のうちから体験型アプリ開発に挑戦しました!
学生一人ひとりが日々の生活のなかで感じた「なぜ?」や「こんなことやってみたい!」がそのまま授業テーマになることも。学生の「おもしろそう!やってみたい!」に先生が応え、一緒につくっていく。ワクワクをどんどん深堀りしていけるのは、京都橘大学ならではの環境です!
夕暮れ時になると、色とりどりの陶器や切子グラスに浮かべたろうそくに学生たちが火を灯す光景が。
これは陶灯路といって、京都を代表する伝統工芸品である清水焼陶器に火を灯したもの。まちづくり研究会では、山科の清水焼職人さんや地域の方々と協力して陶灯路のイベントを行っており、今年で10年以上になるんです!
他にも、絵葉書プロジェクトや子ども食堂など、地域と共にさまざまなプロジェクトを展開。山科地域の課題を解決したり、地域のつながりを深めたりと、地域に根ざした大学だからこそできるまちづくりを実践しています!
2021年にリニューアルし誕生した新しい学びの交流拠点「mican」。無印良品
京都山科と協働し、木のあたたかみを感じるラーニングスペース「UICK(ウイック)」が完成しました!
学習スペースには、ソファスペースや外の景色を見ながら学習できるカウンター席など、学生が自然と過ごしたくなる空間が広がっています。
同じく2021年に完成したアカデミックリンクスも、大学を象徴する美しい建物です。正面の大きな窓からは、広い吹き抜け空間にたくさんの太陽の光が差し込み、学びの場を明るく照らしています。3Dプリンターや案内ロボットなど、最新機器も備えられた新施設。学生たちの学びをどんどん加速させるキャンパスの成長から目が離せません!
学生たちがなにやら活発な話し合いをしています。どうやら、これから始動するとあるビッグプロジェクトの作戦会議のよう。
「コロナ禍で友だちと会えなかったり、叶わなかったイベントもたくさんあるけれど、この経験を踏まえた自分たちだからこそ届けられるメッセージがあるはず!」と、これからの未来を創っていく学生やすべての人、日本を越えて世界の人たちを歌で応援しようと立ち上がった「応援ソングプロジェクト」!
シンガーソングライターの河口恭吾さんと一緒につくる応援ソングは、皆さんから寄せられたメッセージをもとにつくられます。たくさんの想いが詰まった応援ソング、今から完成が楽しみですね!
学生と教職員が廊下で話し込む姿が見られたり、研究室に学生が気軽に相談に行ったりと、学生と先生・職員との距離が近いのも京都橘大学の魅力のひとつ!学生からも、「先生と仲良くできるのが嬉しい」との声が聞かれます。
ラーニングスペース「UICK(ウィック)」には、工学部建築デザイン学科の学生が展示した仮説建築スペースが。外部講師を招いて、先生と学生がワークショップを行い、協力して何度も試行錯誤して作り上げました。プロジェクトや少人数教育での学びが充実しているからこそ、学生と先生の垣根を感じさせない、わきあいあいと仲の良い雰囲気が自然とうまれます。
先生たちに京都橘大学の学生の印象を聞くと、「とても熱心で、真剣に取り組む学生がたくさん!」と口を揃えます。
1回生のときから卒業後のキャリアを相談する学生も少なくありません。キャリアセンターの吉岡さんのもとには、今日も面談(というか人生相談)にきた1回生の姿が。
「大学生活最後の挑戦を支えたい」「学生の間にしかできない経験を積んでもらうべく充実したインターン制度を設けています」と吉岡さん。
今年度から、2回生の夏休みに、東京の大手企業でインターンができるビッグプロジェクトもはじまります!京都を飛び出した学生たちには、果たしてどんな体験が待っているのでしょうか?