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オリジナルで制作したタワーディフェンスゲーム

武田 皐希さん 工学部 情報工学科 3回生 │ 滋賀県立八日市高等学校 出身
※学生の学年は取材時のものです。
GAME

INTERVIEW

ゲームのアイデアを考えるのが楽しい

プログラミングは大学に入ってから始めたのですが、学べば学ぶほど興味が増していっています。授業の最終課題でゲームを作ったのがおもしろく、長期休暇を利用してもう一度挑戦してみることに。C#というプログラミング言語でコンテンツを開発できるゲームエンジンを使って、オリジナルのタワーディフェンスゲームを制作しました。制作期間は、勉強する時間を含めて4〜5ヶ月ほど。ゲームのアイデアを考えるのが楽しく、脱線を繰り返しながらも完成させることができました。アイデアを形にするなかで新しい技術や概念に触れることも多く、成長を感じています。

個性あるタワーを設置して敵から拠点を守る

タワーディフェンスは、敵の攻撃から自分の拠点を守るというゲームです。今回は画面上のゲージがマックスになるか道を拡張したときに敵が出てくるという仕組みにして、戦略的にタワーを置いて防衛できるようにしました。もともと好きなタワーディフェンスゲームがあったのですが、操作はマウスをクリックするだけだったので、自分で制作するにあたってはもう一工夫加えてみることに。攻撃力や効果が異なるいろいろなタワーを作ったり、キャラクターを動かせる機能を付け加えたりと、自分のこだわりを盛り込みました。プログラミングの魅力は、自分のアイデアを実現できること。ゲームを制作するアプリもありますが、一からプログラミングできると自由度が一気に上がります。

課題を踏まえてビジネスプランを立案中

大変だったのは、ゲームのプログラミングよりもキャラクターや小道具、背景といったオブジェクトの制作です。3Dモデルにしたかったのですが、モデリングの経験が無かったので、自分で調べながらひとつひとつ作っていきました。かなり時間がかかりましたが、納得のいくクオリティには仕上がっていません。ひとりで何もかも作るのではなく、専門のスキルを持つ人と協力して作っていくほうが効率的ということを実感しました。この課題を踏まえ、今はゼミのメンバーと協力しながらシステム制作に関わる専門職同士がつながれるマッチングサイトを作っています。アイデアと成果物は、ビジネスプランコンテストにも出品し、賞も受賞しました。今はサイトの構成が決まってきたところなので、これからマッチングのアルゴリズムを作り込んでいきます。実際にIT業界の人々の役に立てるように、使いやすいデザインにもこだわりたいと考えています。

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