変化を楽しむ人であれ 京都橘大学

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地方における新たな移動手段を実現する
自動運転車両運行プラットフォーム

 現在の日本社会では、地方の路線バスの廃線が続いています。その原因のひとつは働き手、いわゆるドライバーの不足です。地方路線バスのドライバーは年々減少しており、国としても課題視していました。そこでソフトバンクグループ傘下のSBドライブは自動運転車両運行プラットフォーム『Dispatcher』を開発し、バスの走行指示を遠隔から発信することや、事業所などの遠隔地から車内外の状況を見守ることによって、車内と利用者の安全の確保を実現しました。SBドライブの事業の特徴は、自動運転の技術についてはそれを得意とする企業とタッグを組みながら、通信やAIなどの技術をいかす形で新しい移動手段の「運行管理」に集中しているところです。この取り組みは、路線バスの労働力問題の解消はもとより、バスそのものが単なる移動手段にとどまらず、新たな付加価値をつけることも可能となり、運行事業者が新たな収益を得ることで業界自体の在り方を変えていけると考えています。

実践をとおして自身の強みを見つけ、磨き、増やしていく

 これからの社会で活躍していくためにはなにより「スピード」が重要だと考えています。絶えず変化する社会においては、実践して初めてわかることが多く、逆に実践せずにいくら考えても納得できる答えは見えてきません。そうした意味で、どれだけ多くの実践経験を積めるかが重要になってくると思います。それは、自分は何に興味があるのかを知り、早い段階で自身のキャリア形成を行うことにも繋がります。
 また実際の社会ではそれぞれの特性や強みをいかしたチームワークが必要になります。学生時代にも学部を越えたつながりを持つカリキュラムは、社会に出てからの働き方のイメージがつきやすく重要だと考えます。
 そして特にどの分野においても、基礎の知識や技術を確実に習得して強みにし、さらに関連する他分野の強みも持つことが大切となります。なぜなら社会では「自分は何ができるか」が当たり前に問われます。そしてどのような場面でも早いスピードで対応できる人材になる為には、自身の強みは1つだけではなく、2つ以上あることが望ましいと思います。

POINT

  • ①どれだけ多くの実戦経験を積めるかが重要
  • ②早い段階で自身のキャリア形成を行うことがポイント
  • ③学部を越えたつながりを持つカリキュラムは、働き方のイメージがつきやすい
  • ④基礎の知識や技術を確実に習得すること
  • ⑤自分の強みとなる領域を複数持つことが大切

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