Event Report

京都橘大学を多様な角度から体験して「予想外!?」に出会う!
「予想外カフェ」Day2レポート

イベントレポート

2022.10.28

2022年8月6日(土)・7日(日)の二日間、京都橘大学オープンキャンパスのステージイベントとして、本学アカデミックリンクス大階段前で、「京都橘大学で出会ったわたしの物語『予想外カフェ』」を開催しました!
「予想外カフェ」は、「予想外!?」をテーマに、京都橘大学の在学生、卒業生など、京都橘大学に関わる方々に登場していただき、トークショーやライブなどを通して、京都橘大学での学びや魅力を様々な角度から知ってもらう体感型イベントです。

2日間にわたる「予想外カフェ」での、予想外!?な出来事に出会うべく、学生広報スタッフが潜入取材を行いました! 今回は後編として、8月7日(日)の様子をご紹介します。

予想外カフェDay2,8月7日(日)「そんなことまで!?タチトーーク!」

2日目は、本学卒業生や先生、学生をゲストに招き、京都橘大学で出会った予想外な学びやエピソード、それを通してどのように成長し、夢を見つけ、踏み出しているのか、それぞれの学びやキャリアについて、クロストークが繰り広げられました。当日の司会は、α-STATION(エフエム京都) DJの前田彩名さんが担当してくださり、会場を大いに盛り上げてくださいました。

司会のα-STATION(エフエム京都)DJの前田彩名さん

登壇者の紹介

【卒業生】
堀内 迪弥さん
Fリーガー。湘南ベルマーレフットサルクラブ所属。2015年3月、現代ビジネス学部現代マネジメント学科救急救命コース(現・健康科学部救急救命学科)卒業

古殿 真奈さん
看護師。京都民医連中央病院勤務。2009年3月、看護学部看護学科卒業(1期生)

大田 雅之さん
京都橘大学経営学部経営学科 助教。2016年3月、京都橘大学大学院 文化政策学研究科文化政策学専攻 修士課程修了

【学生】
当麻 尊裕さん 国際英語学部国際英語学科3回生
東 ひかるさん 看護学部看護学科3回生
筒井 悠貴さん 現代ビジネス学部経営学科4回生(※)
富士田 遥花さん 工学部情報工学科2回生
阿部 祈莉さん 現代ビジネス学部都市環境デザイン学科3回生(※)


※経済学部、経営学部、工学部の開設に伴い、2021年4月より現代ビジネス学部は募集を停止しました
※撮影時のみマスクを外しています

Q/在学生の皆さん、入学前と入学後の予想外なことについて教えてください

阿部:高校までの生活とは違い、学生や先生以外にも、大学を超えて多くの方と関わることができたことです。私は、「まちづくり研究会」という団体に所属しているのですが、そこで出会う山科地域の住民の皆さまや、京都薬科大学の学生とともに活動している「ME-ME(ミーム)」の活動を通して、大学だけでは出会うことのない方との交流ができています。たくさんの出会いを通じて、物事を多角的に見られるように変化したと感じています。

阿部さん

当麻:コロナ禍で、留学が、当初予定していた1年から半年になったことが予想外でした。留学期間が短縮され、残念な部分もありましたが、実際に行ってみて、時間が早く過ぎていると感じるぐらい楽しく、充実した日々を過ごすことができました。留学を通して、楽しみながら成長するということが一番大切なのだなと、考え方が変わりました。

筒井:5つのアルバイトを経験したことです。アルバイトを通して、人とコミュニケーションをとるのが楽しくなったことや、交友関係が広くなったことなどの変化がありました。また、塾での講師経験でも学びがありました。人に教えるということを経験して、教えるためには相手のことを考えること、相手とコミュニケーションをとることが大切であるということに気づきました。

筒井さん

Q/卒業生の皆さん、社会にでてから経験した予想外なこと、またそれをどのように乗り越えたかを教えてください

堀内:プロになってから、クラブの経営破綻で、突然給料が支払われなくなったことです。まだ解決していない部分はありますが、自分の夢は日本代表でプレーすること、トップリーグで活躍することでしたので、家族の理解もあり、夢を諦めずにフットサルをプレーし続けました。その過程でたくさんの方々に応援していただき、助けられ、苦しい時期を乗り越えられました。

古殿:コロナ禍で、世の中もですが、病院の環境も大きく変わってしまったことです。当初は私たち医療従事者もコロナに対してわからないことが多く、患者さんとの接触など多くの制限がありました。現在は、コロナに対する情報や対処法が明らかになってきているので、それに従い、感染に気をつけながら、日々対応しています。

古殿さん

大田:大学卒業後、民間コンサルタント企業に入社するとき、多くの不安がありましたが、学生時代に所属していた地域の方と協同してまちづくりを考える「まちづくり研究会」で、社会に通用する基礎を学んだことが、就職してから活きてきたことです。社会人になるうえで必要な常識や素養は、この活動で得られたと考えています。

Q/在学生の皆さん、学びの中で変化を楽しんでいるというエピソードはありますか?

富士田:1回生のときに、プログラミングを用いゲーム制作をしたことです。今までは「プレイする側」でしたが、「みんなに楽しんでゲームをしてもらえる側」に変わりました。初めての経験に、楽しさと自分自身の変化を感じました。また、他学部との交流もあったので、文系理系両方の考え方を知ることができたのが、とても新鮮でした。

富士田さん

東:私はコロナ禍で入学し、1回生の後期に初登校して、ようやく対面授業で学べるようになりました。教室で講義を受けたり、友人と昼食をとったり、看護技術を実践できたりと、対面になり、初めて自分が大学生であるという実感を得ました。私は、入学当初から現在までの変化を楽しんでいます。辛い期間はありましたが、それがあったからこそ、大学に通えている今がありがたいと気づくことができました。

東さん

Q/卒業生の皆さん、学生時代を振り返って、印象に残っているエピソードを教えてください。また、苦労したこと、それをどのように乗り越え、成長したかを教えてください

古殿:学生時代は看護実習や卒業論文、看護師・保健師の国家試験といくつかの壁を乗り越えてきました。なかでも印象的だったのはディスカッションが多かったことです。社会人となり、何か問題が起きた時は、まずは話し合いながら解決の方向へ進めていくことで良い組織が作れると感じているので、学生時代のグループワークやディスカッションは、とても良い経験になっています。大学時代の思い出としてまず出てくるのは、そういう何気ない日々で、またあんな時代を過ごしたいなと思える貴重な時間だったなと思います。

堀内:2回生から3回生の進級テストで不合格になり、再テストはギリギリで合格して、なんとか進級出来ました。そこから危機感を感じて、猛勉強を始めました。先生から助言をいただいたり、仲間と「全員合格」を目標にともに勉強したり、自分自身を見直したことで苦難を乗り越えることができました。諦めずに努力した結果、最終的には国家試験も上位の成績で無事に合格することができました。

堀内さん

Q/最後に高校生へのメッセージをお願いします

阿部:大学生活は、積極性や行動力で何倍も楽しくなる場所だと思います。私の場合はそれが、所属する「まちづくり研究会」や「ME-ME」での活動でしたが、京都橘大学には大学での学びを活かしたり、自分のやりたいことが実現できたりする機会が沢山あると思います。ぜひ一緒に学びましょう! 

富士田:やりたいことに、思い切って挑戦してほしいです。私の場合はプログラミングをやってみて、今はいかに早く作るかなど、質を高めていく過程がとても楽しいです。まずはやってみる。そこからいろいろな世界が広がると思います。大学生活は初めてのことがいっぱいで不安なことがたくさんあると思いますが、そんな時は先生や私たち先輩に気軽に相談してください!

筒井:皆さんに勧めたいのは、「悩んだらやってみる!」ということですね。私自身、入学後にめざす学びの方向性が大きく変わったのですが、環境を変えたことで、新しい出会いや経験も増えました。勇気を出して行動して良かったと思うので、悩んでいる方には、ぜひ前向きにチャレンジしてほしいです。

東:私からは、学生生活を送る上でのコツをお伝えしたいです。学生生活を通して、メモを取る習慣をつけることをお勧めします。例えばガイダンスや説明会を受けるときも、聞きながら自分の思いついたことを、何でもいいのでメモしてみてください。私の場合は、高校時代にメモしていたことが、看護を学んでいる今、新しい気づきとなることもあり、メモが役立っているなと実感しています。皆さんも、ぜひ、試してみてください。

当麻:学生生活を、とにかく楽しんでほしいです。私は、高校時代、勉強が好きではなく、大学でも机の上での勉強は、しんどいなと感じるタイプです。でも、京都橘大学では実践的な授業が多く、決められた範囲内で好きなこと、興味あることを学べるので、勉強が楽しいと感じています。英語を学ぶ際も、高校までは型にはまった勉強でしたが、今は実践的に「伝わる英語」を学べています。ここでは、自分が楽しいと思う学びができ、興味を持って取り組める環境があります。

当麻さん

堀内:自分がやりたい事、なりたい職業がはっきりしている人はそこに向かって迷わず突き進んでほしいと思います。もしそれがわからないという人は、大学の4年間で時間をかけて見つけていけばいいと思います。京都橘大学は、自分らしさを見つける事が出来る大学です。

古殿:私も皆さんと同じく、経験がすべてだと思います。大学生のうちにいろいろな人と出会い、新しいことに挑戦し、たくさんの経験をしてください。そこから、自分というものを創っていってほしいですね。

大田:大学には個性的な先生方がたくさんいるので、気になった先生に話をしてみたり会ってみることが1つの大事なことだと思います。まだやりたいことが定まっていない人でも、いろいろな先生に出会って話を聞くことで、新しい発見があるかもしれません。

大田さん

在学生の多様な学びや変化、そして卒業生の活躍ぶりなど、京都橘大学の「いま」が伝わるクロストークとなりました。当日参加してくださった来場者の方からは、「皆さんの話を聞いて、とにかく何でも経験することが大事だと思いました」「京都橘大学は、とてもフレンドリーな大学だと思いました」などの感想をいただきました。

<ここがDISCOVERY!>

・京都橘大学には、フレンドリーで学習意欲の高い学生がたくさん!
・京都橘大学には、潜在能力を引き出せる様々な「場所」がある!
・京都橘大学では、「自分らしさ」を見つけることができる!
・京都橘大学の卒業生は、大学での学びや経験を活かし、社会で活躍している!
・京都橘大学は、これからも予想外に発展していく大学!!

【編集後記】

2日間にわたり開催された「予想外カフェ」。Day2では在校生・卒業生に焦点を当ててお話を伺いました。私はまだ2回生ですが、様々な分野で学び成長され、活躍されている先輩のお話は、どれも勉強になりました。将来のことは、ある程度予想していたとしても、社会に出て実際に体験してみると、予想外なことがたくさん起こるということに改めて気づきました。先輩たちの体験談を聞けたことは、今後の勉強や就職活動に取り組むにあたり、よい経験となりました。また、まだ知らなかった大学の魅力に気づくことができ、京都橘大学により一層誇りを持つことができました。

取材:学生広報スタッフ 成矢優希

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