Interview

「京炎そでふれ!」でめざした頂
見つけたのはかけがえのない仲間。

インタビュー

2022.12.05

京炎そでふれ!部は、1年を通して京都を中心に全国の様々な祭りや大会に参加しています。2022年度のオリジナル演舞「笑頂(てっぺん)」で「2022おの恋おどり」の大型チーム部門で金賞や「京都学生祭典」でも大賞を受賞し、輝かしい成果をあげました! 活動への熱い想いやその魅力について代表の江田篤生さんにお話を伺いました

江田 篤生さん
現代ビジネス学部経営学科3回生
京炎そでふれ!部 代表(取材当時) 兼 衣装班班員

※2022年9月にインタビューしたものです

※インタビューおよび撮影時のみマスクを外しています
※経済学部、経営学部、工学部の開設に伴い、2021年4月より現代ビジネス学部は募集を停止しました。

インタビューにこたえる江田さん

Q/京炎そでふれ!部について教えてください

2007年に発足し、全国各地の祭りや大会で演舞を披露しています。現在は約100人の部員がいます。チームはいつも明るくて、普段から笑いがあり、楽しい雰囲気の中、練習を行っています。基本的には週3日、体育館やグラウンドで踊りの練習をしていますが、よさこい祭りや大会が近づくと毎日練習したりしています。

披露する演舞は、大学ごとに、「演舞(振り付け)」「衣装」「楽曲」「かけ声」などを創作します。私たちもその年のテーマを決め、ゼロから自分たちで振り付けや衣装、大道具などを創っています。

自分たちが考えた京炎そでふれ!の創作おどりで様々な祭りや大会に出場しています。各地の学生チームや社会人チームが年度ごとにオリジナルの演舞を作り披露します。順位を決める大会もあります。

Q/京炎そでふれ!とはどういったおどりなのですか?

2005年の「第3回京都学生祭典」から、見るだけではなく、参加して楽しめるようなお祭りをめざそうという想いで誕生した京都学生祭典オリジナルの創作おどりです。

京都らしい曲・振り・衣装をもとに、四竹を手に持って踊るおどりで、京都の大学生を中心に子どもから大人まで、誰もが好きなジャンルで踊ることができます。大学ごとにホストチームがあり、京都橘大学のチームが「京炎そでふれ部!」ということになります。

※2003年から毎年10月に平安神宮前・岡崎プロムナード一帯にて繰り広げられ、来場者数が10万人を超える一大イベントで、人口の一割を学生が占める学生のまち・京都で学ぶ大学生だからできる、学生プロデュースのお祭り。

Q/活動内容を教えてください

1年間の活動として、大きな祭りは、4月に京都で行われる「さくらよさこい」、7月は神戸の「神戸よさこいまつり」、8月は兵庫県小野市の「小野まつり・おの恋おどり」、9月は大阪の「こいや祭り」、10月は「京都学生祭典」などの年間に5~6回、祭りに参加しています。発足してから徐々に活動の幅を広げており、今は、京都学生祭典だけでなく、関西や名古屋などたくさんの祭りに参加しています。

私たちの一番の目標は「こいや祭り」で大賞をとることです。こいや祭りは大阪城公園の広場をメイン会場にした踊りを中心としたお祭りで、よさこいだけに限らずどんな踊りでも参加できるお祭りです。この祭りに向けて、さらに良いものにしていこうという思いで練習を重ねています。

12月くらいから、次の年に向けて、演舞のテーマを決め、テーマをイメージした曲を発注します。発注というのは、よさこいの曲を専門で作る会社があるので、そこで作ってもらいます。チーム内で班に分かれて、衣装を作ったり、振り付けを考えたり踊りに関わることを同時進行で進めます。

Q/江田さんは何の担当をしていたのですか?

私は衣装を作っていました。服やデザインが好きだったものありますが、仲の良い先輩が衣装班だったので、一緒に作ってみたいと思い希望しました。デザインを描いて、実際に縫い物もします。今回の衣装は、自分たちの代で作ったもので、他大学のチームからも好評で嬉しかったです。カラフルにし、人目につきやすい衣装にしました。

Q/今年の演舞のテーマ「笑頂(てっぺん)」について教えてください

私たちのチームはいつも明るくて、普段から笑いがあり、楽しい雰囲気なので、これこそが自分たちの持ち味と思いました。「笑頂(てっぺん)」には、笑いを取り、観客のみなさんの笑顔も引き出し、そして祭りの頂点に立つ!という意味が込められています。

Q/そして「おの恋まつり」の大型チーム部門で金賞を受賞され、おめでとうございます。受賞された感想を教えてください

実は昨年は賞をとれなかったので、今年は絶対に賞をとる!という気持ちで臨みました。コロナ禍での練習は、距離のとり方や声出しなど制約が多くあり、まとめていくことの難しさもありました。また、みんなの意見がまとまらずに大変だったこともありましたが、それでも話し合いを重ね、最終的にはみんなで頑張ろうという方向に持っていけたことが大賞につながったのだと思います。

表彰の際、審査員の方から「とにかく元気、パワフルなチーム!」と評価してもらえ、演舞を通して、笑いや元気、パワーを伝えられたのではないかと思います。今回参加したお祭り会場では、高齢者から子どもまで幅広い世代の方に観ていただきました。普段の大学生活では関わることのない方々に演舞を観ていただき、パワーや感動をお届けできていると嬉しいです。フィナーレで踊ったときは、花火なども上がり、これまでに見たこともない景色が見ることができて感動しました。「笑頂(てっぺん)」の演舞は、来年春まで披露していく予定です。見てくださる方がいる限り、もっといいものになるようにしていきたいです。

Q/京炎そでふれ!部の魅力を教えてください

大人数で1つのことに取り組めることや、熱い気持ちが味わえます。様々な意見もあり、まとめていくことは難しいからこそ、それを乗り越えたときに本当の仲間になれるところが魅力です。

Q/自分たちが成長したなと思うことを教えてください

チームのために行動することが自然と身につくので、個人の思いだけで考え動くのではなく、相手のことを考えるようになります。人として成長できますね。

Q/京都橘大学の魅力はどんなところだと思いますか?

人と人の距離感が近いところが魅力ですね。学生同士も、学生と先生、職員の方々ともつねに良いコミュニケーションがとれて、やってみたいと思うことが実現します。今年は、応援ソング『STORIES 2022~ KYOTO TACHBANA ver.』のミュージックビデオでみんなが踊る振り付けを大学から依頼されました。多くの人が関わるプロジェクトの作品に参加できて嬉しく思っています。みんなが楽しく踊れるものを考えています。

Q/高校生に向けてメッセージをお願いします

大学生になると高校生の頃とは違う世界が広がります。やりたいと思うことに、挑戦してほしいです。自らが行動すれば何でもできます。充実したキャンパスライフを送ることができ、本当の仲間もできます。受験は大変だけど、大学に入ってからの楽しい想像をふくらませて、乗り越えてほしいです。

 

<ここがDISCOVERY!>

・京炎そでふれ!部はみんなで1つのことに取り組み熱い気持ちになれる!
・京炎そでふれ!部はいつも明るくて、普段から笑いがあり、楽しい雰囲気の中で活動中!
・京炎そでふれ!の創作おどりは京都学生祭典から誕生。つねに進化し、みんなに笑いや元気、パワーを送っている!
・江田さんは京炎そでふれ!部でかけがえのない友情と仲間ができた!

京都橘大学は、学生同士、団体同士、学生と先生、学生と職員との距離感が近く、良いコミュニケーションがとれている!

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