Interview

留学は将来の夢へのファーストステップ。
留学を通して、英語力を高め、学ぶモチベーションにつなげる。
海外留学<オーストラリア編>

インタビュー

2023.05.17

2021年4月に経済学部に入学した吹田滉稀さんは、2022年夏に海外留学プログラムSAP(Study Abroad Program)でオーストラリアに渡りました。コロナ禍という状況に屈することなく、高校時代から目標だった留学を経験したことで、新たな夢も芽生えました。約半年の海外生活から得た学びや思い出を語ってもらいました。

吹田 滉稀さん
経済学部経済学科3回生
留学先:オーストラリア・クイーンズランド工科大学

※2023年2月にインタビューしたものです。

Q/なぜ、京都橘大学を選んだのですか?

中学3年生のとき、担任の先生が英語教諭で、授業中によく留学経験のことを話してくださったんです。それがきっかけで高校時代に留学した友人もいて、大学に入ったら自分も絶対に留学に行きたいと思っていました。新設されたばかりの経済学部を選んだのも、幅広い知識が得られることと、海外留学プログラムSAPを活用できる学部だったことが決め手になりました。

※参加には指定された科目の単位取得および成績条件を満たすことが必要です

Q/留学した期間や滞在先について教えてください

留学したのは2回生の7月〜12月までの約半年間です。アメリカやイギリス、カナダ、オーストラリア、マレーシアなど留学先の候補には様々な国があるのですが、僕はオーストラリアを選択しました。オーストラリアではブリスベンとメルボルン、どちらかの都市の大学が選べたので、ブリスベンのクイーンズランド工科大学に決めました。ブリスベンは、シドニーとメルボルンに次ぐ人口の多い都市だと聞いていたので大都会のイメージでした。実際に訪れると、中心部は京都にはない超高層のビル群がそびえる都会でしたが、中心部を少し離れるとのどかな田舎の光景に。都会と田舎、両方楽しめるのがブリスベンの魅力でしたね。

Q/留学先のクイーンズランド工科大学では、どのような環境で学ばれたのですか?

初日にオンラインでのクラス分けテストがあり、翌日から大学のキャンパスに通いました。ちょうど僕が行った時期は学生が少なくて1クラス10〜15人制で、そのうち日本人は2、3人でした。台湾やタイ、サウジアラビアなど、第一言語が英語ではない国から来た学生と一緒に学びました。基本的に、月曜日から金曜日まで、午後13時から17時くらいまで大学で語学の授業を受けていました。2時間の授業があり、30分休憩して、また2時間の授業です。

クイーンズランド工科大学のZainal Ali先生と

Q/授業のプログラムについて教えてください

すべて英語を使って英語を学ぶ授業なので、最初はついていくことに精一杯でした。ライティングやスピーキング、リスニング、リーディング、それぞれの力を伸ばすカリキュラムが組まれていて、ライティングのスキルを伸ばす授業が多かったように思います。主な内容としては、先生から出されたテーマに対する自分の意見を、英語でまとめて提出するというものです。100ワードを目安にレポートを書くことが、最初は全然書けなくて苦労しました。語彙力を伸ばしていき、最終的には350ワードほどの文章が書けるようになっていました。レポートを書くことは、何より自分の意見や考えをしっかり持つことが必要だということも気づきました。

Q/ホームステイ先のホストファミリーとの関係はいかがでしたか?

留学してすぐは会話もできず環境に馴染めなかったので、つらいと感じることもありましたが、すべては時間が解決してくれました。夕ごはんはみんなで集まって食べるのが決まりでしたので、そこでコミュニケーションを取るようにしたり、食後に子どもたちと遊んだりしているうちに、少しずつ慣れていきました。3週間くらい経過したあたりでホームシックもなくなり、気持ちも安定したと思います。

留学する前のホストファミリーの情報では、コロンビア人のお父さんとイギリス人のお母さん、それに6歳の長男と3 歳の長女の4人家族だと聞いていました。でも、実際に会ってみたらお母さんのお腹の中に赤ちゃんがいて(笑)。11月に無事出産されたので、途中から子どもが3人になりました。

Q/オーストラリアでの休日はどのように過ごされましたか?

留学中に2週間ほどのお休みがあったので、ずっと行ってみたかったグレート・バリア・リーフで有名な、ケアンズに友人と二人で2泊3日の旅行をしました。ブリスベンからは飛行機で1時間くらいだったと思います。グレート・バリア・リーフの写真は行くまでにいろいろ見ていたけれど、現地で見た景色はやはり素晴らしかったです。島に行くツアーに参加してフィンをつけてシュノーケリングを楽しみました。ケアンズの観光資源といえば海ですが、意外と山側も良いらしくて。今回はいけなかったので、いつか山側にも行ってみたいです。

Q/留学を終えて、今後の夢や目標を教えてください

留学したことで、英語力を高めたいという気持ちがより強くなりました。まだ漠然とではありますが、将来は航空業界の仕事に就きたいと考えています。そのためにも卒業後にワーキングホリデーなどを利用して、現地でさらに英語力を伸ばすことも視野に入れています。もし行くとしたら、治安もよくて過ごしやすいオーストラリアかカナダに行ってみたいですね。留学から戻ってからは、勉強も兼ねて洋画を英語字幕で見ています。すべて聞き取れるわけじゃないけど、聞き取れる部分が増えたと実感します。近いうちTOEICを受けて、英語力がどれくらい伸びたか確かめたいと思っています。

Q/留学に興味がある高校生に向けて、メッセージをお願いします

僕自身のことを話すと、勉強が苦手でも、留学したい、英語力を身につけたい、という気持ちがずっとありました。英語ができるようになるために、英語だけの環境に身を置いたことが良かったのだと思います。留学を経験し、英語力も伸びたし、学ぶことに対するモチベーションが上がりました。人は環境が変われば絶対に変われるし、行動すればなんとかなると実感しています。挑戦することで視野が広がることを伝えたいです。

 

<ここがDISCOVERY!>

吹田さんは留学を経て学ぶことに対する姿勢がさらに変わった!
吹田さんは自分がやりたいと思うことに挑戦することで視野が広がったと実感した!
経済学部では、海外留学プログラムSPAで約半年間の留学ができる!
・京都橘大学には、目的別に多彩なラインナップの海外留学・研修制度がある!

※参加には指定された科目の単位取得および成績条件を満たすことが必要です

 

Relative