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目標を掲げて取り組んだクラブ・サークル活動での日々が
人間性を磨き、輝ける将来に導く
「みんなで語ろう!その先とわたし-クラブ・サークル編-」

特 集

2024.02.29

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大学や学科の学びを大切にしつつ、クラブ・サークル活動にも全力で取り組んできた金綱伯斗さんと北川瑛琉さん。目標達成に向けて練習に励み、仲間と切磋琢磨してきました。彼らだからこそ話せる成長ストーリーや部活動の魅力、就職活動での経験、将来の目標などを伺いました。

金綱 伯斗さん
現代ビジネス学部都市環境デザイン学科4回生※1
ダンス部
内定先:竹中エンジニアリング株式会社(以下、竹中エンジニアリング)

北川 瑛琉さん
健康科学部心理学科4回生※2
弓道部
内定先:Sky株式会社(以下、Sky)

※ 2023年12月にインタビューしたものです。
※1 経済学部、経営学部、工学部の開設に伴い、現代ビジネス学部は、2021年4月から学生募集を停止しました。
※2 総合心理学部の開設に伴い、2023年4月より健康科学部心理学科は学生募集を停止しました。

Q/京都橘大学に入学した理由を教えてください

金綱/大学では勉強と部活動に全力で取り組みたいと思ったので、大学の情報収集をする時に、クラブのSNSアカウントもチェックしました。中でも京都橘大学のダンス部は約100名の部員がいて笑顔が良く、ダンス以外の活動も活発に行っていたのでいいなと思いました。オープンキャンパスでは、学生スタッフの明るい歓迎が、楽しい大学生活を想像させ、都市環境デザイン学科の見学では美しい模型に感動。「京都橘大学に入学すれば、充実した大学生活を送ることができる!」と思い、志望しました。

北川/高校生の時に弓道を始めて全国大会出場を果たしたので「大学でも弓道を続け、今度こそ日本一に!」という目標を持っていました。高校の弓道部の先輩が京都橘大学に進学して、日本一になった弓道部にぜひ入りたいと思い、進学を決めました。弓道部は部員全員で一緒に戦っていこうという仲間意識があるクラブです。

Q/部活動で悩んだり苦労した経験はありますか? また、それを乗り越えて学んだことや成長できたことを教えてください

金綱/2回生の時に新型コロナウイルス感染症対策で、部活動が制限された時期がありました。部長としてイベント企画を考え、盛り上げていく立場だったにも関わらず、成果を披露する場所を用意できないどころか、部員を集めて練習することもできず、オンラインでの交流のみを続けていた時期はつらかったです。その時に気持ちを切り替え、他大学のダンス部員と交流し、ダンスの振り付けやイベント企画などの情報収集をして、発想の幅を広げました。

北川/弓道の試合は大学ごとに出場人数が決まっているので、学内で選手に選ばれなければなりません。1、2回生の時は試合に出られないこともあり、同期が試合に出ている様子を見守る状況がつらかったです。現状を打破するためにも、誰よりも練習をするほか、自分と似た体格やフォームの人を動画サイトなどで探し、身体や筋肉の動き方を勉強し直しました。また、高段者の先生にアドバイスをもらうなど、目標達成に向けて自身のできることに全力で取り組み、全国4位になることができました。これらの経験から、常に向上心を持ち主体的に行動することの大切さを学びました。

Q/入部して良かったと思った出来事を教えてください

金綱/たくさんあるのですが一つ挙げるとすると、先輩が引退する時に「私たちが引退しても、伯斗がいるから安心」と言ってもらえたことです。メンバーをまとめたり、新しい振り付けを考えたりしていたからだと思います。自信がついた一言でした。

北川/3回生の時に全日本学生弓道選手権大会(インカレ)で全国ベスト4の成績を残したことです。目標は日本一だったので、試合が終わった瞬間は悔しいという気持ちの方が強く涙が止まりませんでしたが、朝早くから練習に励み、弓道に全力で取り組んだことがいい思い出になっています。

Q/部活動以外で、自分が成長したと感じた出来事を教えてください

金綱/ゼミで「世代間交流イベント」を企画し、実施しました。大学生と小学生、高齢者約40人が京都橘大学に集まって交流するイベントで、クイズやゲームをして、一緒に無農薬栽培のお米を食べるという内容です。ゼミ生が各々の役割を担い、私は司会を担当しました。会場の状況をよく見て臨機応変に進行することで対応力が身につけられたと思います。

北川/私は性格的に、分からないことがあっても自分だけで解決したいタイプで、先生に質問できても、同期生に聞くことができませんでした。今では、友人に素直に聞くことができるようになり、成長できたのかなと思いました。

Q/未完の大学として絶えず発展し成長し続ける京都橘大学をどう思いますか?

金綱/学生が充実した大学生活を送れるよう、改革し続けている大学です。ゼミ活動の打ち合わせや部活動で使用するコモンズなどのスペースが多く、課外活動への理解があります。

北川/毎年のように新しい建物が建ち、設備が整っていくところがすごいと思います。弓道場は一昨年(2021年3月竣工)新しく建てられましたし、学生の成長を支える環境があります。

Q/就職活動(以下、就活)を意識し始めたのはいつですか?

金綱/3回生の夏休みにあった1dayインターンシップに参加したのが就活のスタートで、様々な業界の約10社を選んで参加しました。私は将来性があり安定している業界を希望していたので、業界説明を参考に絞り込んでいきました。その後、「ぜひ就職したい!」と思える企業を探すために、各企業のホームページを隅々まで精読し、社長メッセージや先輩社員のインタビューなどから、企業が重視していることや求める人材をリスト化し、分析しました。

北川/部活動の先輩が就活を頑張っている様子を見て私もしなければと思い、3回生になってすぐに始めました。情報が集まっているキャリアセンターには、ほぼ毎日のように行き、アドバイスに従って取り組みました。

Q/自己分析と企業分析はどのようにしていきましたか?

金綱/本を参考にして、自己分析を進めました。モノづくりや人を助けること、人前に立つことが好きで強みでもあったので、自分の力を最大限に発揮できるインフラ業界に注目し、セキュリティ関係に興味を持ちました。

北川/心理学の授業は自己分析につながる学びが多いので、そのデータを活用しました。将来どういう人でありたいかを鑑みて、人に認めてもらえる環境があることが私にとってやりがいが持てるとわかりました。Skyは社会の課題をITで改善し、今後の成長も期待できる事業であることに魅力を感じました。企業に対して商品やサービスを提供するBtoBビジネスなので、規模の大きな取引ができることもポイントでした。

Q/ガクチカ※は何を話しましたか?

金綱/ダンス部のことです。2回生で部長をし、3回生の時に振り付けを担当。4回生では7人いるジャンルリーダーの一人となり、行動力と主体性が身につけられたことを話しました。

北川/弓道部で日本一をめざして練習に励んだことや、部活動では副将として運営にも携わったことをアピールしました。

※学生時代に力を入れたこと

Q/就活で印象に残っている出来事や経験を教えてください

金綱/面接の練習では、最初はほとんど話すことができず、もっと練習しなければいけないと実感しました。面接でのやり取りを想定してノートに書き留め、声に出して練習しました。本番の面接では、自分を100パーセント出すことができました。

北川/就活を始めると、インターンシップなどでどうしても部活動を休まなければならない日があり、つらかったです。弓道で日本一になりたいという目標と、大学卒業後に自分が活躍できる舞台に立ちたいという目標の両方を意識して、今やるべきことに集中するようにしました。

Q/これは共感してもらえるのでは!と思う、就活あるあるを教えてください

金綱/自宅で行ったオンライン面接で、回線が安定しないときは焦りました。一度退室して入り直してもうまくいかず、次からはWi-Fiがつながりやすいリビングで面接を受けるようにして解決。その間家族には、別の部屋に行ってもらいました。

北川/対面での面接の時、企業の最寄り駅を降りた後の面接会場に着くまでの時間が、一番緊張しました。その後は覚悟が決まって、少しずつ落ち着いてくるのですが…。

Q/将来、大学での経験をどのようにいかせそうですか?

金綱/大学生活ではまずやるべきことをして、次にできることをして、最後に自分がしたいことをするようにして、うまくいきました。これからの人生でも意識していきたいです。

北川/部活動での経験は、貴重だったと思います。選手としての立場と部活動を運営する立場を経験したことで、客観的に状況を見ることができるようになりました。感情だけで進まず一度立ち止まって考え直し、冷静に対応することができるのは、仕事でもいかせる強みだと思います。

Q/就活を通して成長したことは何ですか?

金綱/自分の意思を伝えることで、客観的に物事を捉える力がついたことです。

北川/自分の思いを言語化できるようになったほか、自分の行動についてなぜその行動をしたのかを分析して伝えることができるようになりました。

Q/今後の目標や歩みたいキャリアを教えてください

金綱/仕事を頑張り、仕事もプライベートも充実させたいと思っています。両親に恩返しもしたいです。事業部からキャリアをスタートさせ、人との関わりが強い人事部での仕事に従事できればと考えています。社員のキャリアを支えることで会社の成長にも貢献できればと思っています。

北川/Skyには新入社員の中で特に活躍した人に与えられる新人賞を取ることをめざしたいです。部活動の仲間と切磋琢磨する中で培ったコミュニケーション力をいかし、積極的な営業活動をしていきたいです。

Q/就活中の方々へのメッセージをお願いします

金綱/自分に自信を持つことができると、面接で難しい質問があっても、焦らず対応ができますし、余裕もできます。しっかりと就活準備をすることが大切です。自分をしっかりとアピールできれば、自分に合う企業に就職できると思います。

北川/就活は将来を切り開き、より楽しく豊かにするための重要な活動です。今まで自分がやってきたことに自信を持っていれば、いい結果につながります。一歩一歩確実に進めてください。

Q/高校生に向けてのメッセージをお願いします

金綱/私はこれまで、進路で迷った時は必ずワクワクする方を選んできました。京都橘大学での毎日は楽しく、もっと時間がほしいと思うほどでした。ぜひ京都橘大学で、充実した大学生活を送ってください。

北川/希望の将来に近づくには、大学生活の過ごし方が大切です。京都橘大学は学生の学びやクラブ・サークル活動を支援し、成長を支える体制が整っています。

<ここがDISCOVERY!>

・京都橘大学は、クラブ・サークル活動が活発で充実した日々を過ごし、成長することができる!
・部活動で努力し成長した経験が自信につながり、就活でいかせる!
キャリアセンターの充実したサポートで、就活を安心して進めることができる!

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