Event Report

#ふつうに感謝 みんなに感謝
大学生活最後の瞬間、2023年3月卒業式・大学院学位授与式をレポート!!

イベントレポート

2023.04.07

 

2022年度の卒業生は、2回生になる春休みからコロナの影響を受け、2回生前期はオンライン授業や課外活動の制限など、様々な場面で制限の多いキャンパスライフを過ごしてきました。そんな中でも自分たちで試行錯誤しながら、学びを深め、交流してきました。そして、ようやく日常を取り戻してきたいま、保護者の方々や教職員から祝福を受けて、卒業式・大学院学位授与式が挙行されました。

※卒業生・修了生は、式典中および学科控室でのマスクの着用について任意としています。

●卒業式サイト
https://www.tachibana-u.ac.jp/graduation2023/

2023年3月10日(金)、第53回卒業式および第28回大学院学位授与式が3年振りに本学中央体育館で対面にて挙行されました。
卒業式・学位授与式は2部制で、午前中に国際英語学部、発達教育学部、看護学部、健康科学部および大学院看護学研究科、健康科学研究科が、午後からは文学部、現代ビジネス学部および大学院文学研究科、現代ビジネス研究科、文化政策学研究科が、それぞれ執り行われました。6学部4研究科1,164名が卒業・修了し、本学での学びを終えて、それぞれの未来へ新しく歩みはじめます。

式典では日比野英子学長と梅本裕理事長からのお祝いのことばが贈られました。

※2023年3月31日付で退任

日比野英子学長

日比野学長は「京都橘大学を卒業される皆さん、おめでとうございます。皆さんの在学中は、この世界で生じた当然とはいいがたい、数々の我慢や努力が必要な大学生活であったと思います。人生100年という時代になって、これからも予想外のことが多々起こると思います。その時、皆さんはその意味を考え、周囲の人々と意見を交わし、対処するアイデアを編み出し、ともに乗り越えていくことが必要となるでしょう。皆さんの高い専門性と豊かな教養によって未来は切り拓いていけると信じています。希望と好奇心は心の宝です。どうか興味あることを学び続けて、充実した人生を歩んでいってください」と卒業生に語りかけました。

式典終了後、それぞれの学科に分かれた教室にて、教員より卒業生一人ひとりの呼名と卒業証書授与や学位記授与が行われました。

2022年度のテーマは「ふつうに感謝 みんなに感謝」。こんな時代だからこそ気づいた「ふつう」であることの尊さや言葉が持つあたたかさを感じてほしい。「ありがとう」が自然とあふれる、そんな1日になってほしいという想いを込めました。

キャンパス内では、新たな一歩を踏み出す卒業生・修了生に向けて、キャンパスで過ごす最後の日も思い出に残るような演出を企画しました。正門から入った所には教員からのことばのプレゼントポスター。また、特設フォトスポットが4か所、メッセージボードなどを設けました。

教員からのことばのプレゼントポスター

アカデミックリンクスの1階では、「みかんタワー」のフォトスポットを初めて設置。「未完の大学」という2022年度の本学のキャッチコピーを本物のみかんを使用したオブジェで体現しました。『これまで学んだこと、成長したことは多くあるけれど、新しい世界で生きていけば、さらに興味・関心の幅が広がります。まだまだこれから学び、成長していこう』という思いを込めたメッセージになっています。当日は多くの卒業生・修了生がみかんに想いをのせて、記念撮影をしていました。

同棟の大階段では、在学生や職員、地域の方々などからのお祝いメッセージを大スクリーンに投影しました。また、当日に撮影した写真や、たちばなで過ごした思い出の写真をリアルタイムでモニターに投影でき、その場にいる卒業生・修了生・後輩学生・保護者・教職員みんなで完成させる参加型のスライドショーをあわせて実施しました。卒業生が恩師や友人たち、保護者の方との写真撮影を思いおもいに楽しんでいました。

振り袖や袴、スーツ姿の卒業生・修了生の晴れやかな満開の笑顔が見られた素晴らしい1日でした。
ご卒業、本当におめでとうございます。
皆さんの今後ますますのご活躍を大学一同願っています。

あなたらしく輝く未来が日常(ふつう)になりますように。

<ここがDISCOVERY!>

・京都橘大学の卒業式では、卒業生・修了生の笑顔があふれている!
・卒業生・修了生のために在学生、保護者、教職員みんながエールを送っている!
・卒業式はどの時代も変わらない!

 

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