こころから、社会の「?」を解き明かす
NEW! 2023年4月開設
総合心理学部
総合心理学科

こころから、
社会の「?」を解き明かす

なぜ、人は嬉しくなったり悲しくなったりするのだろう
なぜ、知らない人のSNSに、こころや行動が影響されてしまうのだろう
なぜ、平和や差別のない世界を願うのに争いが生まれてしまうのだろう

社会にはたくさんの「?」があふれています。

その「?」の一つひとつに、人のこころはどうゆれ動いているのでしょうか。

近い将来、AI(人工知能)が人間の知能を超えるといわれています。
すでにグローバル化や少子高齢化は進み、感染症の世界的流行が技術発展をさらに加速させました。
日常生活や価値観が多様化している今、私たちのこころのありようも大きく変化しています。

人は、こころと身体をもち、人と交わりながら生きています。
これからの未来に、すべての人々が幸せになれる豊かな社会をつくるためには、
AIとの共存だけでなく、こころのありようを理解し、人間にしか取り組めない課題に、丁寧に向き合う必要があるでしょう。

京都橘大学の総合心理学部は、社会のあらゆる「?」に対して、
人の「こころ」がどのような役割を果たすのか解き明かす新しい学びのフィールドを準備しています。

さぁ、動きだそう。
「こころ」がおどる未来へ。

NEWS

  • 総合心理学部を開設しました

    総合心理学部を開設しました

  • 総合心理学部の届出が受理されました

    2023年4月の開設に向けて提出した総合心理学部の設置届出が2022年8月24日付で文部科学省に正式受理されました。これにより、本学で9つ目となる新学部開設となります。

  • カリキュラムイメージと学びのPointを公開しました

    カリキュラムイメージと学びのPointはコチラからご覧ください

  • 企業人インタビュー「心理を学ぶと将来が広がる。」を公開しました

    企業人インタビュー「心理を学ぶと将来が広がる。」を公開しました

  • FM-KYOTOα-STATION「UICK Radio」に教員が出演しました

    2022年6月よりスタートした京都橘大学のラジオ番組「UICK Radio」に教員が出演し、コラムのテーマでお話をしています。ぜひコチラからお聴きください

  • 総合心理学部の学部長就任予定者として柴田利男教授を選出することが決定しました

    総合心理学部の開設にあたり、初代学部長就任予定者として柴田利男教授を選出することが決定しました。

    <メッセージ>
    心はどのように働いているのでしょうか。勉強をしていても仕事をしていても友だちと遊んでいても一人でボーっとしていても、いつも心は働いています。そして泣いたり笑ったり、好きになったり嫌いになったり、やる気になったり無気力になったり、関心を持ったり興味が無くなったり、不安になったり強気になったり、分かり合えたり信じられなくなったり、心はこのように様々に変化します。それでも私は私であり続けて別の誰かになってしまうわけではありません。そして心の働きは私個人の中だけではなく、ビジネス、教育、福祉など様々な社会生活の中にもあるのです。
    総合心理学部は、このような心の働きについて科学的根拠に基づいて理解するために構想されました。心理学のあらゆる分野から総合的に心の働きを理解し、人文・教育・社会・工学・医療系の様々な学問分野の知見を総合的に取り入れて学ぶ新しい学部です。
    皆さんも京都橘大学の総合心理学部で、心の働きの不思議を解明してみませんか。

  • 2023年4月開設予定、総合心理学部の特設サイトをオープンしました!

    京都橘大学は、2023年4月に総合心理学部の開設を予定しています。このサイトでは、心理学のおもしろさや魅力と京都橘大学総合心理学部の特長を紹介していきます。社会にあふれる「?」を解き明かすコラムも更新していきますので、ぜひ、ご覧ください。

FEATURE

こころから、社会の「?」を解き明かす 総合心理学部の
5つのSTEP

総合心理学部では、心理学の基礎的・応用的な知識や理論と、
社会での実践のためのスキルを確実に身につけ、
企業や医療・教育機関、対人関係など、多様な場面で生まれる、
こころを起点としたさまざまな「?」を解明する力を養います。

STEP1

心理学研究・社会実践の基盤となるデータサイエンスのスキルを全員に

論理的思考を基礎に、心理学の研究法や社会実践の基盤となる、データサイエンスの素養を全員が身につけます。心理的実証データに基づいて、社会の「?」を解き明かし、ビジネスや開発など新たな価値の創出や対人支援に取り組める人材をめざします。基礎から取り組むので、数学が苦手でも大丈夫!

STEP2

複雑なこころの仕組みにアプローチ心理学の基礎的知識・技能を、
総合的に学ぶ

データサイエンススキルとともに、心理学の基礎知識や心理的アセスメント、臨床心理や社会・産業心理、発達・教育心理などの各専門領域における導入的知識を総合的に学び、心理学を深めるうえでの基盤を身につけます。

  • 面接や検査を通して、個人が抱える問題を客観的に明らかにすること
STEP3

心理学の確かな専門性を充実した5つの領域で専門性を磨く

総合心理学部には、幅広い5つの専門領域を配置。「臨床心理学」「社会・産業心理学」「発達・教育心理学」「行動・脳科学」「健康・福祉心理学」の5つの領域で専門性を深めます。

5つの領域について
5つの領域について
  • 臨床心理学領域

    子どもから青年・成人・高齢者までの心の健康や心の問題について学びます。心理臨床・教育・福祉などさまざまな分野で他者を援助するための力を養成します。

  • 社会・産業心理学領域

    集団の中のこころの動きについて理解を深め、特に人事や組織、消費者行動、マーケティングなどのビジネスに直結した心理学を学んでいく領域です。また、職場のメンタルヘルスについても専門的な素養を育みます。

  • 発達・教育心理学領域

    乳幼児から老人まで発達段階に応じた心の動きを理解し、特に学校における児童・生徒の心の問題への対処、ストレスマネジメントやソーシャルスキルなどの知識と技術を修得します。

  • 行動・脳科学領域

    人の心の成り立ちを、科学的に解明します。人間の脳の動きを動物の脳と比較することによって理解し、知覚や認知、記憶といった心的活動が脳のどのようなメカニズムによって実現されているかを探求します。

  • 健康・福祉心理学領域

    現代人を取り巻く環境理解やさまざまな疾患理解とともに、心身の健康の維持や幸福、QOL(Quality Of Life)の向上に、心理・社会・身体的要因がどのような役割をもつかについて、医療および心理的側面から学びます。

STEP4

心理学を基盤に1キャンパスだからこそ学べる環境クロスオーバーな学びで、
心理学Plus 1の力を

教育・マーケティング・プログラミングなど心理学と関係性の深い実践に活かせる他学部の専門科目を履修可能です。心理学の学びに他分野の知見をPlusすることで、新たな価値を生み出すための実践力や広い視野を養います。

STEP5

心理学を実社会で活かすPBLや社会連携などの実践的な学び

4年間を通して配置されるゼミ科目、カウンセリングやマーケティング調査演習、インターンシップなどの実践科目を多数配置。また、経済・経営・工学部の学生と、それぞれの知識や技能を持ちより、企業等の課題に合同で取り組むPBL科目も配置。4年間を通じて、社会の「?」に実践的に取り組みます。

TOPIC

草津市や京都市山科区でマーケティング調査を実施

「マーケティング調査演習」では2015年から本学と協定を締結している滋賀県草津市で来街者を対象に実施しています。2020年には地元山科を活かす取り組みとして、新たに連携・協定を結んだイオンタウン山科椥辻で調査しました。マーケティング調査の事例・方法・調査計画など一連の知見をいかし、体験的理解を深め、実践的なスキルを修得します。それぞれの商業施設を訪れた方を対象に、来場目的や交通経路、購入商品、利用したサービスなどについて対面調査を行います。得られた回答を学生が調査結果としてまとめて、集客や販促のアイデアとともに報告・提供し、より地域のニーズにこたえていくために活かされます。

CURRICULUM

  • カリキュラム
    イメージ
  • 学びのPOINT

カリキュラムイメージ

※ カリキュラムは2023年度の内容(予定)です。

学びのPOINT

オンラインで
どこでも何度でも学べる

総合心理学部では、対面での手厚い教育に加え、どこでも何度でも学習ができるオンラインシステムにより、学生が自律的に学びを深めていく環境を提供します。

総合心理学部の学生は、単位修得した科目の授業動画をオンラインで視聴することができ、対面授業によって実践的に学んだ後に、どこでも何度でも自律的に学ぶことが可能です。 視聴可能な授業動画は、振り返り学習のニーズが特に高い基盤的科目や、資格取得に関する科目から選んでおり、心理の学びを確実に修得していくことに役立てます。専用スタジオでの動画収録や、通信教育用のオンラインシステムでの配信により、質と利便性を兼ね備えた学習環境を提供します。

TOPICS

  • #1 心理職初の国家資格『公認心理師』を養成

    心理職では初の国家資格で、幅広い分野で活躍が期待される「公認心理師」の養成を行います。
    また、大学院健康科学研究科健康科学専攻博士前期課程臨床心理学コースでは、臨床心理士試験受験資格が取得可能となっており、大学院進学により「公認心理師」「臨床心理士」のダブル資格の取得をめざすことができます。
    (※国家試験受験資格取得には学部で所定の科目を修得して卒業した後、大学院で所定の科目を修得して修了または所定の実務経験が必要)

  • #2 総合心理学部のゼミとは?

    1年次から卒業までゼミによる少人数教育で、心理学を学ぶための意識醸成から研究スキルの修得、学びの集大成としての卒業研究まで取り組みます。きめ細かな関わりにより、学生の主体的な学びと専門的・実践的な学びの機会をつくります。

  • #3 ビジネスでいかせる心理学を手厚く!

    企業などビジネスの現場では、どのように消費者が望む製品やサービスを生み出すか、どうすれば皆が生き生きと働き、活力のある組織に成長していけるのかということが日々模索されています。
    総合心理学部では、人のこころやマーケティングの観点から「消費者」への理解を深めたり、「組織」の活性化をめざしモチベーションやチームワークなどにも理解を深めます。
    こころを起点に多様なビジネスの現場で活躍する人材を育てます。

  • #4 半年間の海外留学で英語力と国際感覚を!4年間で卒業可能!

    希望者は、北米・イギリス・オセアニア・アジアなど、多彩な地域における半年間の留学にチャレンジできます。海外で通用する英語力や国際人として活躍できる知識や感覚の獲得をめざします。
    ※留学にあたっては所定の事前学習が必要になります。

  • 「人に見られてる」の心理学

    わたしはカフェで勉強派!
    人がいる場所の方が集中できるのはなぜ?

    前田 洋光 准教授
    総合心理学部 総合心理学科

    カフェで勉強をしたら、すごくはかどる時と、全然はかどらない時があります。どうしてですか?

    Read more
  • 「やめられない」の心理学

    スマホがないと落ち着かない!
    勉強中でもスマホを触ってしまうのはなぜ?

    岸 太一 准教授
    総合心理学部 総合心理学科

    試験前で勉強しなくちゃいけないのに、ついついスマホに手が伸びてしまう。お風呂やトイレでもスマホを手にしていないと落ち着かない。そんな人は多いのではないでしょうか?

    Read more
  • 「表情」の心理学

    本当は悲しいのに、それを隠して笑顔を作っちゃう。
    感情と表情の矛盾はなぜおこる??

    柴田 利男 教授
    総合心理学部 総合心理学科

    クラスでいつも一緒にいるグループ。いまいち話が合わなくてつまらない時も、笑顔をつくって楽しそうにふるまってしまう。そんな経験はありませんか?

    Read more
  • 「笑い」の心理学

    笑う門には福来る?!
    「笑い」はメンタルにいいって本当?

    大久保 千惠 教授
    総合心理学部 総合心理学科

    「笑って病気を治した」という話があります。アメリカのノーマン・カズンズという雑誌編集長が、毎日10分間の大笑いを続けて自らの難病を克服した1980年代の出来事です。これをきっかけに、病気に対する「笑い」の治療効果が注目されるようになりました。

    Read more
  • 「モチベーション」の心理学

    私のやる気スイッチは
    どこにある?!

    坂本 敏郎 教授
    総合心理学部 総合心理学科

    今の自分を変えたい。明日から本気を出して「なりたい自分」になりたい。そう思っている人は少なくないでしょう。自分のどこかに隠れている「やる気スイッチ」を見つけたい、そう願って人もいるかもしれません。

    Read more

取得可能な資格

  • 認定心理士
  • 社会調査士
  • 高等学校教諭一種免許状(公民)
  • 学校図書館司書教諭
  • 図書館司書

取得をめざす資格

  • 公認心理師国家試験受験資格
    (大学院修了後もしくは実務経験後)
  • 臨床心理士受験資格
    (大学院修了後)

Q&A

  • Q1 取得可能な資格はありますか?

    京都橘大学総合心理学部では、さまざまな資格課程を準備しています。

    取得可能な資格 認定心理士、社会調査士、高等学校教諭一種免許状(公民)、学校図書館司書教諭、図書館司書 取得をめざす資格 公認心理師国家試験受験資格(大学院修了後もしくは実務経験後)、臨床心理士受験資格(大学院修了後)

  • Q2 卒業後の進路はどのようなものがありますか?

    京都橘大学で心理学を学んだ学生には多様な進路が開かれます。それは、総合心理学部が社会・生活の様々なこころの動きやその問題に対応した教育を展開するからです。
    例えば、こころの問題や健康について学ぶことで、カウンセラーなどの心理の専門職として病院、福祉施設、学校などで活躍することはもちろん、より多くの人々のこころの健康を守るために、行政のフィールドで活躍することも考えられます。
    さらに、こころと行動に関する専門性を、マーケティングや組織マネジメントといったビジネスの場に活かし、企業の企画、開発、広報、営業、人事といった様々な部門で活躍することもできます。このようなビジネスの場面で活用できる心理学を手厚く学べることも本学の大きな特徴です。
    また、大学院に進学し、より高度な専門性を獲得することで、国家資格の取得や、研究者としての活躍をめざすこともできます。
    このように多様なフィールドで活躍するための多様な分野がバランスよく、手厚く備えられています。

  • Q3 入学定員は何名ですか?

    京都橘大学総合心理学部の入学定員は、通学課程90人、通信教育課程180人を予定しています。

  • Q4 入試について知りたいです。

    入学試験については、本学入試サイトと2023年度入試ガイドで公開しています。
    Web版はこちらからご覧ください。
    また、ほかにも京都橘大学について知りたい方は、京都橘大学入試サイト京都橘大学公式サイトをご覧ください。