京都橘を志望した理由を教えてください。
大学在学中、就職活動をしている時から、「いつかは大学のキャリアセンターで働きたい」という思いを抱いていました。新卒で就職情報会社に入社、大学支援部署に配属となり、西日本エリアの約80校を担当していました。その時に京都橘大学も担当として関わっていましたが、キャリアセンターにどれだけ足しげく通っても、他大学での講演実績をどれだけアピールしても、全然仕事をくれないのが京都橘大学でした(笑) ほぼすべてのガイダンスや企業説明会を自前で実施していたのです。学生との距離も近すぎるほど。キャリアセンターにはいつも多くの学生たちが行き交っていました。他大学ではあり得ない光景です。営業担当者にとっては数字を上げることができず苦しかったですが、とても魅力的な大学でした。こんなに魅力がたくさん詰まった大学・学生たちを、もっと多くの企業にアピールしたいと思い、志望しました。
担当されている業務の魅力ややりがいはなんですか。
現在は学生支援課に所属し、大きく2つの業務を担当しています。
1つ目は課外活動チームとして学生自治会と大学祭実行委員会の支援を担当しています。“学生主体”の活動なので、手をかけすぎてもいけないし、抜きすぎてもいけないし、そのバランスを取ることの難しさを痛感しています。学生の個性ももちろん様々なので、自治会や実行委員会といった集団の中で、それぞれが個性を発揮し、自信をもってこの先社会に出ていくためにはどうすればよいかを常に考えながら学生たちと接しています。うまくいかずへこむことも多々ありますが、学生たちの“顔つき”を変えることができるのが、この業務の最大の魅力だと考えています。
2つ目は、新入生の受け入れ業務です。とにかく3、4月は多忙を極めます。学生支援課総動員でこの業務にあたっていますが、猫の手も借りたいと心の底から思う時期です。一方で、課員全員で業務にあたり、一番一体感を味わえるのもこの時期です。入試業務を担当している入学課から新入生受入のバトンを受け取り、授業運営等教務部門を担当している各学部事務課へ授業開始とともに引き継ぎます。無事に新入生が入学し、4月の前期授業が始まった時は、何とも言えない達成感です。この新入生受け入れ時にも、上回生の学生たちが何かとお手伝いをしてくれるのですが、それにもとても支えられています。教職員だけでなく、学生たちがいて京都橘大学を創り上げているんだなと思います。