Special

自然と調和し多様な交流を生み出すオープンイノベーション拠点。
2026年春誕生、新棟「ACADEMIC TERRACE」へ潜入!

特 集

2026.05.07

地上8階建てで、延べ床面積は本学で最も広い13,000㎡!「どんなキャンパスになるの!?」と期待を胸に見上げていた「ACADEMIC TERRACE」がいよいよオープン。春のオープンキャンパスには多くの高校生が訪れ、情報、AIロボティクス、医療といった最先端分野がクロスオーバーする「未来の学び場」に目を輝かせていました。オープンキャンパススタッフの学生たちが案内する見学ツアーに同行!新棟の驚きとワクワクを一挙にご紹介します!

新棟「ACADEMIC TERRACE」には、2026年春に開設した新学部新学科「デジタルメディア学部」「工学部ロボティクス学科」「健康科学部臨床工学科」が主として学ぶ実習施設が入っています!

デジタルメディア学部

日本が誇るゲームやアニメ・音楽といったメディアコンテンツを支えるクリエイション技術と、画像・映像・音声の自動認識や、VRといったメディアエンジニアリング技術の双方を習得。
未来のクリエイターやITエンジニアを養成!

工学部ロボティクス学科

人間とロボットの共生を考えるヒューマンロボットインタラクションの分野を充実させ、機械工学はもちろん、ロボットをつくる・動かすことを通じて、社会で活用する力を身につけます。ロボット工学の第一人者である石黒浩氏が客員教員に就任したことも話題に!

健康科学部臨床工学科

人工心肺装置、人工呼吸器、人工透析装置、手術ロボットなどの医療機器を操作・管理する、チーム医療に欠かせない臨床工学技士。病院の経営・管理にも携われる医療機器のスペシャリストを養成します。臨床工学技士の国家資格が取得できる養成課程の設置は京都府内の4年制大学で初!

◇ACADEMIC TERRACE(アカデミックテラス)とは?

ACADEMIC TERRACEは、2026年4月新設のデジタルメディア学部デジタルメディア学科、工学部ロボティクス学科、健康科学部臨床工学科を中心に、学部・学科を越えた学びの交流を生み出す新棟です。

「醍醐北端山」の山並みとキャンパスをつなぐ段々テラスを特徴とし、山科・醍醐エリアに自生する植物を建物内外に取り入れることで、自然と調和した教育・研究環境を実現しています。
ITやAI、ロボット、医工連携が日常に溶け込み、キャンパス全体が実証実験の場となる——そんな未来の学びをかたちにする拠点を目指しています。

コンセプト:「つながりをもった人たちが集い、交流し、創発する場となることを期待し、そこで生まれたアイデアなどが社会を照す。その連動によって『学びで世界を変える』を実現していきたい」という想いが込められています。

〈1F〉The Factory

ロボティクス学科を中心に、学部・学科を問わず全学生が利用できる「The Factory」は、ものづくりを通して学びが交差する拠点です。3Dプリンターやレーザーカッターといった最新機械のほか、ボール盤やフライス盤といったモノづくりの基礎となる工作機械を整備しています。ここでは、完成品をつくることだけが目的ではありません。試行錯誤を重ねながら手を動かし、他学科の学生と意見を交わす中で、新たな視点や発想が生まれていきます。専門分野を超えて共創することで、次のアイデアを育てるきっかけとなり、日々多くの学生が集っています。

〈2F〉Terrace Dining Commons

『人をオモイ、街をイロドリ、時をモテナス。』をコンセプトにした、フードコートスタイルの学生食堂「テラスダイニングコモンズ」でランチ体験。ふわとろオムライス、アジアの屋台飯、スタミナ重視の鉄鍋料理など、個性的な6店舗が食欲旺盛な若者を待っています。モバイルオーダーを採用し「並ばない食堂」は学生にうけること必至です!

〈3F〉手術シミュレーションルーム/臨床工学科

続いては、臨床工学科やチーム医療科目群など、医療系学科生が共に学び合う施設へ!

清潔区域への入室手順や感染管理の考え方を体で覚えられるようにと、手洗い・消毒などを行うクリーンルームを抜けて目の前に手術室が広がる様子は、ドラマのワンシーンのよう。特に、臨床工学技士が手術中にどのような動きをするのか、吸引装置をどんなふうに操作するのかイメージできます。関西の臨床工学技士養成校では初となるVR血管内シミュレーター「Mentice VIST G7」や高度医療機器を導入。先端的な環境でまなぶことができます。

〈3F〉医療機器管理ルーム/臨床工学

集中治療室(ICU)や透析室をイメージした医療機器管理ルームには、人工透析装置、人工呼吸器など、患者さんの命を支える大切な医療機器がそろっています。室内には、透析ベッドやICUベッドも設置されており、実際の病院と同じような環境で学ぶことができます。また、医療機器の状態を確認できるカウンターテーブルも設置され、医療機器の使い方や知識を学ぶだけでなく、患者さん一人ひとりに目を向け、声をかけ、心と身体の変化を感じ取ることも大切にしています。医療技術の習得はもちろん、人と向き合う姿勢を身につけることで、信頼される医療者としての力を育てていきます。

さらにガス管理ルームでは、医療現場に欠かせない医療用ガスの取り扱いについて実際に手を触れて学ぶことができます。特徴的なのは、医療機器管理ルームから手術シミュレーションルームまで実際に医療用ガス管が通っている点です。病院と同様の配管設備が整えられているため、学生は机上の知識にとどまらず、実際の医療現場を想定した環境の中で、医療用ガスの仕組みや安全な取り扱いを体感的に理解することができます。

〈3F~8F〉Commons 3th ~ Commons ∞th

3階から8階までは、各階のコモンズを吹き抜けでつないでいます。上下階が視覚的にもゆるやかにつながり、ほかの学科やグループの活動の気配が自然と目に入ることで、学科を越えた学びの交流や新しい発想が生まれやすい空間となっています。

また、各階のテラスに加え、ロボティクス学科の「Robo Lab」やデジタルメディア学科の「Media Lab」にアプローチすることができ、シームレスにつながる空間となっています。ひとり静かに考えを深めたいとき、仲間と意見を交わしたいとき、制作や実験に集中したいときなど・・・時々の目的に合わせて居場所を選びながら、学科を超えた分野の活動を日常的に感じられる、自分らしい学び方を見つけられるみんなのサードプレイスです。

〈8F〉メディアラボ、プロジェクトルーム

8F Commons∞th

最上階にあたる8階は、研究センターや研究ユニットの活動拠点や、地域や企業との連携プロジェクトなどに特化したフロアで、プロジェクトルームやメディアラボが整備されています。学生の制作発表の場だけではなく、企業と連携して行う産学共同プロジェクトなど、さまざまな用途として活用できる居場所になっています。これまで以上に学内外の人々が交流し、社会とつながる機会が増えていくことが期待できます。8Fフロアに漂うアカデミックな空気が、互いに高めあう未来の大学教育を予感させます。

〈8F〉Sky Terrace

8階のスカイテラスは、東山や比叡山を一望でき、日常のキャンパス風景とはひと味違う、開放感あふれる眺めが広がります。各階が吹き抜けでつながるコモンズに加え、3~8階に段々状に重なった開放的なテラスが設けられているのも、新棟「ACADEMIC TERRACE」ならではの魅力です。北側のファサードを形づくるテラス先端には立体的な緑化が施され、利用者だけでなく、キャンパスのさまざまな場所からも緑を感じられるよう工夫されています。建築そのものが「見られる存在」としてキャンパス全体の緑視率を高め、心地よさやウェルビーイングの向上につながる空間となっています。景色を眺めてひと息ついたり、友人と語り合ったり、研究や打ち合わせに活用したりと、その時々の目的や気分に合わせて、自分にとって心地よい居場所を選べる場所です。毎日のキャンパスライフに新しい風を吹き込んでくれそうです。

ここからは3/22のオープンキャンパスの体験企画をご紹介!!!

情報工学科、ロボティクス学科の体験企画

情報工学科の学生たちによる3Dプリンター体験では、実際に機器を操作しながら、ものづくりのプロセスを間近で体感。完成したオリジナルキーホルダーは、単なるお土産ではなく、「アイデアが形になる」ことを象徴する存在です。オープンキャンパススタッフが高校生一人ひとりに寄り添いながら説明する姿からは、技術を伝えるだけでなく、大学での学びの楽しさを共有する姿勢も伺えました。アイデアがあれば挑戦できる――そんな環境が、次の創造意欲を引き出しています。

案内スタッフ中には、学内でも名の知られたクリエイター・樋口雅裕さん(情報工学科・4回生)の姿も。憧れの先輩と同じ空間で学べることも、この場所ならではの魅力です。

『「いつかこんなことができたら」と二人三脚で挑みつづける!ハンドベル自動演奏装置でヒューマンインターフェースシンポジウム2024で優秀プレゼンテーション賞を受賞!』
https://www.tachibana-u.ac.jp/discovery/interview/4760

そして、樋口雅裕さんに憧れ、工学部でものづくりに没頭する伴野元信さん(情報工学科・2回生)の作品も展示されていました。チームラボの没入型デジタルアートに影響を受け、「空間そのものを体験に変えたい」という思いから制作を始めたという作品は、花びらが可憐に舞い、見る人をやさしく包み込みます。技術だけでなく、「どんな体験を届けたいか」を考え抜いたからこそ生まれた表現。制作を通して培った視点や感性は、大学公式SNS企画でも制作技術アドバイザーとして発揮してくれています。学びと創作が循環し、次の挑戦へとつながっていく姿が、ここにはありました。

3Dプリンター体験の隣では、最先端のロボットたちがずらりと並び、来場した高校生の熱視線を集めていました。中でも注目を集めていたのは、4足歩行ロボットの操作体験。実社会の空間でロボットを動かすことで、「ロボットが人の生活に入っていく未来」を具体的に思い描くことができます。そのほか、人との対話を目指したコミュニケーションロボット、今にも動き出しそうなヒューマノイド型ロボット、囲碁の対戦相手をしてくれるアーム型ロボットなど、多様な展示がありました。ロボットを「つくる」だけでなく、動かす(情報工学)、社会で活かす(知能情報学)ことまでもロボティクス学科で学ぶことができます。

デジタルメディア学科の体験企画 

最先端のデジタル技術と創造性を融合させた学びの世界を実際に体験できる企画が満載。例えば、仮想空間プラットフォーム「cluster」や「マインクラフト」を活用したメタバース空間のデモでは、時間と場所を越えていける未来のバリアフリーコミュニケーションを体感。そのほかにも、文系出身の学生が制作したVRゲームを楽しんだり、CGキャラクターを自分の動きに合わせて動かしたり。デジタルメディアの魅力を身近に感じられるコンテンツ企画に長蛇の列ができていました。

臨床工学科体験企画

 臨床工学科を率いる髙橋純子学科長は、これまで災害対策や支援など命を守る現場に数多く携わってきた、行動力あふれる先生です。話しやすく親近感のわく髙橋先生から、現代医療のリアルを直接聞ける時間はとても貴重なものでした。

集中治療室や透析治療を想定した医療機器管理ルームには、人工心肺装置や人工透析装置、人工呼吸器など、命をつなぐための機器がずらり。最新の医療機器に実際に触れながら学んでいくスタイルに、高校生たちも興味津々で、「触ってみてもいいですか?」「この画面は何ですか?」と質問が次々に飛び交いました。高校生も実際に機器に触れ、操作や役割を体感できる学びの環境は、まさに病院実習さながら。最新設備が整う学修環境に、参加者全員が感動するひとときとなっていました。

マイミライコンパス

AI研究のパイオニアである工学部長の松原仁教授が監修した、自分に合った学科を教えてくれるAI診断「マイミライコンパス」。オリジナルキャラクターのポラリスとミカンのナビゲートに合わせて、5つの質問に答えていくだけで未来の自分がAI画像となって現れます!体験していた学生からは、「自分の未来がAIで生成されるのが面白い!将来、自分が進学する先の参考にしたい!」と答えてくれました。

新棟「ACADEMIC TERRACE」ツアーはここまで・・・。

どうでしたか?!
動き始めた「デジタルメディア学科」、「ロボティクス学科」、「臨床工学科」に興味を抱いている方もちろん、何もかもが新しい「ACCADEMIC TERRACE」を探索してみたい方は、ぜひお越しくださいね。百聞は一見に如かずきっと未来の自分が見えてくるはずですよ。

次回のオープンキャンパスは、6月6日(土)・6月7日(日)に開催!
https://www.tachibana-u.ac.jp/admission/oc/

〈ここがDISCOVERY!〉

  • 情報・AIロボティクス・医療といった最先端分野が一つの建物に集まり、学部・学科を越えた学びと交流が日常的に生まれるキャンパスが誕生!
  • 3Dプリンターやロボット、VRシミュレーター、最新医療機器など、本物の現場を想定した設備に「触れながら学ぶ」ことができる実践的な学修環境が!
  • 臨床工学科では、医療機器の操作だけでなく、患者さんに目を向け、「人と向き合う医療者としての姿勢」まで学べる!
  • 3階から8階までをつなぐコモンズとテラスにより、偶然の出会いや会話から新しい発想が生まれる“共創の場”がキャンパス全体に広がる!
  • オープンキャンパスでは、作品や研究に触れることで、「大学での学び」を自分ごととして体感できる!
  • ◇マイミライコンパス
    https://mirai-compass.tachibana-u.ac.jp/

    ◇マインクラフトでキャンパス体験型ミッションに挑戦!?
    https://www.youtube.com/watch?v=PPrzr3oZ-kI

    ◇新棟ACADEMIC TERRACE 特集ページ
    https://www.tachibana-u.ac.jp/important/2026/04/academic-terrace-kyoto-tachibana-daigaku.html

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