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金蔵山古墳での島状遺構の出土に文学部歴史遺産学科の一瀬和夫教授がコメント


 金蔵山古墳(岡山市)で墳丘くびれ部の東側から島状遺構が出土した。祭祀を行うスペースとみられ4世紀後半~5世紀初頭に大王級古墳に備わる施設。文学部歴史遺産学科の一瀬和夫教授は「当時の大王墓級の規格をリアルタイムに反映しており、吉備と大和の密接な関係を示す。一方で畿内古墳に比べ敷石などで『祭る場』の性格が強調されており、吉備独自の祭祀形式があったようだ」とコメントした。

【2017年2月16日 山陰新聞に掲載】

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