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日韓シンポジウム 「韓半島と倭-渡来人・古墳・梵鐘」開催


百済の衣装をまとう
黄 基玉(ファン・キオク)さん
文学研究科博士前期課程

 本学開学35周年記念行事の一つとして、5月18日烏丸四条のシルクホールで日韓シンポジウム「韓半島と倭-渡来人・古墳・梵鐘」が開催された。昨年10月に実施されたシンポジウムに続き、韓国の学会をリードする第一線の研究者が招かれ、本学と財団法人飛鳥保存財団の共催で行われた。今回は韓国精神文化研究院韓国学大学院名誉教授姜仁求氏、韓国国立中央博物館美術部学芸研究官崔應天氏、本学客員教授門脇禎二氏、本学文化財学部五十川伸矢教授、猪熊兼勝教授の5氏が基調講演を行った。
 講演を受けて4氏によるパネルディスカッションが行われ、猪熊教授がコーディネーターを務めた。高松塚古墳、キトラ古墳、マルコ山古墳の築造者、被葬者をめぐる日韓双方のとらえ方等白熱した議論が交わされた。

 参加希望者が定員を大幅に上回ったため、当初予定の会場から急遽シルクホールに会場を変更して実施されたが、約750人の参加者は4時間を超える報告、討論を最後まで熱心に聴取していた。
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