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湘南にて公開講座「文化政策プロフェッショナルセミナー」開催

 本学文化政策研究センター主催の公開セミナー「創造的な地域社会や企業を形成する文化資本の役割」が8月25日(月)~8月27日(水)の3日間の日程で湘南国際村センター(神奈川県三浦郡葉山町)で開催された。
 25日の公開国際シンポジウム「文化資本の考え方」では、文化経済学の国際的権威であるエラスムス大学(オランダ)のアーリョ・クラマー教授のほか、京都大学の植田和弘教授(環境経済学)、株式会社資生堂の福原義春名誉会長(本学客員教授)らが登壇。
 文化資本の活用について議論を交わした。26日~27日も企業メセナ協議会提携講座など公開講演会や公開講義が行われ、夜の分科会まで含めて、北は北海道、南は九州の全国から参加した文化行政関係者、文化政策に関心のある一般の方々や学生・大学院生が活発に議論を交わしたり交流を深めた。この取り組みは、わが国における文化政策研究を深め、広めるために本学の大学院の正規科目である「文化政策学特殊講義」を一般に公開する形で企画され、関西地区、関東地区の第一線の研究者および(有)さわやか福祉財団堀田力理事長など有識者の協力を得て実施された。

文化財防災研修会

     熱心に議論に耳を傾けるセミナー参加者

文化財防災研修会

        質問に答える福原義春氏

文化財防災研修会

 文化財防災研修会堀田力氏による講義

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