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淡江大学(台湾)で日本語教育実習実施

 今年度の海外日本語教育実習が10月19日から10月26日まで、台湾の淡江大学において実施された。淡江大学は本学の教育・学術交流提携大学の一つで、同大学からは毎年10名の留学生を受け入れている。日本語教育実習は、本学学生が同大学外国語学部日本語学科の正規学生を対象に行うもので、97年度から実施されており、今回が7回目。今年度は日本語日本文学科、英語コミュニケーション学科、文化財学科の4回生計21名が参加した。参加者の中には韓国からの留学生2名、タイからの留学生1名が含まれている。

学習風景

 実習は、1週間に3コマの授業と、5コマの授業見学というプログラムで行われた。実習生たちは毎日熱心に教案・教材準備に取り組み、また授業の出来に一喜一憂しながら、教えることの難しさと楽しさ、喜びを体験した。引率の赤堀由紀子講師は「実習生の口から大学生活の中で、もっとも密度の濃い1週間だったということばが聞かれることからも、充実した体験と忘れがたい思い出の詰まった1週間だったことが窺える」と話している。
 実習以外でも多くの現地学生がボランティアでチューターを務めており、実習はもちろんのこと生活、観光まで学生たちの異文化交流が行われた。 なお、現地における日本語教育実習の様子が同大学のホームページで紹介されている。

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