TOP

NEWS

第3回 文化政策学国際シンポジウム「文化政策における環境と福祉」開催

文化政策学国際シンポジウム写真

 11月29日、京都市国際交流会館にて、国際シンポジウム「文化政策における環境と福祉」が開催された。
 現在の文化政策は産業構造の改革とともに、生活面の改善を目指し、より豊かな暮らしを実感できることを目標に展開されているが、生活の質やスタイルの転換を考える上で、環境や福祉の問題を切り離すことはできない。文化を創造し、普及させる主体である文化資本と、環境や福祉の関わりを論じ、新しい社会のあり方を学際的に考えるのが、今回のシンポジウムの目的。
 昨年に引き続き、デイヴィッド・スロスビー氏(オーストラリア・マコーリー大学教授)や本学教員らがパネリストをつとめ、活発な討論が行われた。出席者は学内外から約100名。
 
●パネリスト
「創造的な社会と生活の発展に果たす文化資本の役割」
 講師:デイヴィッド・スロスビー(オーストラリア・マコーリー大学教授)
「創造的な社会と生活の発展における文化と環境の役割」
 講師:植田 和弘(京都大学大学院 地球環境学堂教授)
「生活様式から見た福祉と文化」
 講師:青木 圭介(京都橘女子大学文化政策学部教授)
 

.

2004年度NEWS一覧へ