『「文化開発の可能性」－コラボレートする山科からの提案－』（晃洋書房2004年3月発行）が「法政大学地域政策研究賞」の奨励賞に選出された。これは法政大学が地域研究センターの開設を記念して創設したもので、優れた地域政策や地域研究を行う個人、または団体を表彰するもの。
今回、本学が高く評価された「文化開発の可能性」は、文化政策研究センターが開設時から取り組んできた「山科文化開発プロジェクト」の報告書。大学や学生が地域に関わることで、地域の活性化を目指すいくつかの実践レポートを紹介している。清水焼団地や山科三条商店会、山科地域の地図作成などの活動事例を取り上げながら、地域課題や地域資源の再評価について、本学の教員や地域の有識者らが多角的に検証した内容となっている。
