TOP

NEWS

女性歴史文化研究所「国際シンポジウムミシンと女性と経済」開催

19世紀のイギリスで誕生したミシン。産業革命の進展とともに、ミシンは女性が働き自立する武器となった。女性の文化と生活を大きく変えたミシンを、西洋と東洋の両側面から比較検討するシンポジウム『ミシンと女性と経済』が、7月2日、本学にて開催された。参加者は市民や学生など約90名。第一部では、ハーバード大学のアンドリュー・ゴードン教授が「ミシンの宣伝と利用から読み取る女性像」と題した基調講演を行った。

.

【基調講演】

  • 「ミシンの宣伝と利用から読み取る女性像」
  • アンドリュー・ゴードン氏(ハーバード大学教授/ハーバード大学ライシャワー日本研究所前所長/本学客員教授)

【講演】

  • 「ミシンは女性を解放したか?―インドネシア女性にとっての縫製労働の意味」
  • 中谷 文美氏(岡山大学大学院文化科学研究科助教授)
  • 「19世紀イギリス衣類産業と女性ミシン掛け工」
  • 松浦 京子(本学文学部歴史学科教授/女性歴史文化研究所所長)

 コメンテーター 木村 健二氏(下関市立大学経済学部国際商学科教授)

 

2005年度NEWS一覧へ