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教員志望の学生が修学旅行生に授業を実施

 去る9月21日、本学の教員志望の学生が、東京都八王子市立楢原中学校からの修学旅行生を対象に模擬授業を行いました。中学生100名が3グループに分かれ、それぞれのグループに対し本学の学生が京都の「文化」「食べ物」「方言」をテーマに授業を展開。テーマに応じて学生たちは浴衣を着たり八つ橋など和菓子を用意したり、地図やボードを多用して説明したりするなど工夫を凝らした授業となりました。初めは緊張していた中学生も、次第に打ち解けて授業終了後の交流会は和やかなものになりました。
 当日を迎えるまでに、本学の学生と楢原中学校の生徒はメーリングリストで連絡を取り合い、生徒の希望をふまえてこれら授業のテーマを決定させました。この取り組みは、教員を志望する学生が、企画段階から修学旅行企画を検討し実施することで教育実践力を磨く新たな場となることを期待するものです。本学では2007年より教育の実践能力の育成を重視した児童教育学科の設置を予定しており、実践力育成カリキュラムの開発を行っていくこととしています。

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