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看護学部でオーストラリア海外研修を実施!

 看護学部では、9月5日(金)~11日(月)の約10日間、提携校のオーストラリア・カトリック大学ブリスベン校を拠点に海外研修を実施しました。参加したのは、「国際看護学Ⅱ」を履修する4回生16人。現地でホームステイをしながら、多文化共生社会における看護について学びました。

 

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学生たちは、次の3つの獲得目標を掲げて研修に臨みました。

①日本国内の多文化共生社会の現状を理解し、看護活動の展開方法を考えることができる。
②海外研修を通して国際看護の実際を知り、重要性について理解することができる。
③多文化共生社会における看護職の役割について自分の意見を述べることができる。

 研修では、オーストラリアの文化や習慣、看護教育、看護師制度、看護師の社会的地位などについてレクチャーを受けるとともに、医療福祉施設を訪問しました。病院、老人介護施設、デイケアセンター、病院内学級の医療福祉施設の訪問では、施設の特徴やサービス内容などについて学び、施設利用者へのインタビューや交流も行いました。
 研修にあたって、学内において事前学習を行い、帰国後にはまとめの学習を実施。海外研修がより効果的なものになるよう工夫されています。また、9月18日(木)には、看護学部の学生や教員をはじめとする全学を対象にした発表会(報告会)も行われました。

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 参加した学生たちは、海外の医療現場を体験したことで、日本の医療を見つめ直すきっかけにもなり、そのすばらしさも認識する絶好の機会となったようです。今回指導にあたり、研修にも同行した横川裕美子准教授は、「短期間での学生の見違えるような成長を大変うれしく思っています」と目を細めて話しました。

 

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