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現代マネジメントフォーラムを開催

 本学では7月10日(金)、京都駅近くのキャンパスプラザ京都にて、現代マネジメントフォーラム「現代マネジメントの挑戦―21世紀のものづくりを考える―」を開催。当日は、社会人や学生など230名が聴講しました。
 フォーラムではまず、東京大学大学院経済学研究科教授で、ものづくり経営研究センター長の藤本隆宏氏を迎え、「現代マネジメントの挑戦―ものづくり現場発の戦略論―」と題した特別講演をいただきました。同氏は、「ものづくり」の根幹は「設計」にあるという立場を鮮明にされ、「ものづくり」とは顧客の要望を実現する設計情報を開発し、生産・販売する産業活動全体を指すと定義。また、「ものづくり」の発想は、製造の現場だけでなく流通や金融・保険でも同じであり、日本が弱いと言われているこうした分野を大きく変えることができると話されました。
 第二部のシンポジウムは、藤本氏に加え、京都府中小企業団体中央会会長・渡邉隆夫氏、有限会社キャップス代表取締役・清水智子氏、京都大学経営管理大学院准教授・曳野孝氏をパネリストに迎え、本学現代ビジネス学部現代マネジメント学科の近藤文男教授をコーディネーターとして展開。パネリストそれぞれの立場から「ものづくり現場発の戦略」をお話しいただきました。

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