京都市と大学コンソーシアム京都が協働で進める「学まちコラボ」事業に本学救急救命研究会（TURF）の活動が選定されました。この事業は大学と地域が一体となり、まちづくりや地域の活性化を目指すもので、採択事業には助成が行われます。今年度は23事業の応募のうち10事業が選定されました。同研究会は昨年度のチャレンジ部門での採用に引き続き、今年度はスタンダード部門で「地域から発信できること～地域の防災への参加～」が選ばれました。
救急救命研究会では、“安心・安全”をテーマにさらに活動範囲を広げた地域防災に取り組む予定。昨年度から行っている地域の防災訓練の参加や心肺蘇生法と応急手当の知識・技術の普及活動に加え、危険場所を示したハザードマップの作成を行います。「学まちコラボ」事業代表の吉元弘さん（現代マネジメント学科２回生・写真左から２人目）は、「１人でも多くの方に心肺蘇生や応急手当の方法を知ってもらいたいです。また、地域の人のために日常で役立つものを作りたいと考えて、ハザードマップを作成することにしました。実際に自分たちの足で歩き、見通しの悪い交差点や電灯の少ない道などを調査し、情報を収集しています。安心・安全な地域づくりのために住民の方たちと一緒に活動していきたいと思っています」と話しています。
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