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脇田晴子元教授の名誉教授称号授与式を挙行

 本学では、12月8日(水)に脇田晴子元教授の名誉教授称号授与式を執り行いました。
 去る11月3日(水)、脇田元教授は長年の日本中世史、日本女性史分野における教育・研究が高く評価され、文化勲章を受章されました。脇田元教授は、1967年の本学開学当初から17年間教鞭をとられ、教育・研究の両面で今日の本学歴史学科の礎を築かれました。また、その間に行われた脇田元教授を中心とする日本女性史研究の蓄積を基礎に、本学では1992年に女性歴史文化研究所を設立しました。その栄誉を称え、また本学の日本女性史研究をトップレベルに発展させた学術上の功績を評価し、名誉教授の称号を授与する運びとなりました。
 式典当日は、青木圭介学長より名誉教授の証書の授与が、また横田冬彦文学部長より花束の贈呈がありました。脇田晴子名誉教授は、感謝の言葉とともに「京都橘は私の教員人生で一番長く在籍し、何よりも初めて授業をしたところ。当時は苦労もあったが、今では最も思い出深い大学です。今後も大学の発展を祈っています」と述べられました。式典後は、開学当時から親交を深めている歴史学科田端泰子教授のほか旧知の教職員との懇談会が開かれました。

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