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女性歴史文化研究所シンポジウム「近代と働く女性たち」を開催

 7月11日(土)、本学女性歴史文化研究所主催のシンポジウム「近代と働く女性たち」がキャンパスプラザ京都で開催されました。
 当日は、佐伯順子氏(同志社大学大学院社会学研究科教授)による、「明治・大正期のメディアと働く女性」をテーマにした講演が行われました。明治・大正期の新聞は、働く女性たちをどのように紹介したのか。良妻賢母という考えが広まっていく、そんな時代でありながらも、新しい時代に、新しい職業に従事する女性たちの存在が、価値ある情報として、世の中に伝えられていったことが紹介されました。
 その後、松浦京子教授(本学文学部歴史学科)による同時代のイギリス女性労働についての解説に続き、南直人教授(本学文学部歴史学科/女性歴史文化研究所所長)をコーディネーターとして2人の講師によるパネルディスカッションが行われ、女性の社会進出や良妻賢母の広まりと女子教育の関連についても意見が交わされました。
 当日は、134人が参加し、盛況のうちに終了しました。

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