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学生目線で京都の「こだわり」を持った店を紹介した冊子『こだわり市場』を発刊

 現代ビジネス学部都市環境デザイン学科の谷口知司教授のゼミで観光学を学ぶ学生22人が、冊子『こだわり市場 2016.春』を発刊しました。この冊子は、京都でこだわりを持った商品をつくったり、扱っているお店を、多くの人に知ってもらおうという想いから始まりました。2009年に制作を開始し、2013年に第1弾の冊子を発行、2015年に第2弾、そして今回、第3弾を発行しました。制作にあたっては、こだわりを持っているお店を探し、取材・撮影・広報まですべて学生が行い、今回は、過去最高となる33店舗を掲載しています。
 京都市は、2014年、2015年と2年連続で世界人気都市ランキング第1位(米大手旅行雑誌「トラベル+レジャー」)に輝くなど世界から注目されており、さらなる観光客の増加が見込まれています。そこで、今回の冊子には、英語の説明文を加えることはもちろん、随所にアルファベットでの読み仮名表記を追加しました。また、表紙には赤の桜柄を用いて、裏表紙には京都らしさの象徴である舞子さんの陰をつけました。さらに、近年「KYOTO Wi-Fi」が整備され、インターネットへのアクセスが容易になったことから、冊子と連動したWebサイト(http://www.kodawari-ichiba.net/)との連動を意識し、裏表紙にはQRコードも配置しました。このWebサイトは、同ゼミの卒業生の協力により、今後更新予定です。
 学生たちは、多くの観光客にこの冊子やWebサイトを見てもらい、隠れた名店を知ってもらうことで、京都の観光振興の一助になればと話しています。この冊子は、京都の観光案内所やホテルなどに配布されます。

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