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春日局の書状について田端泰子本学名誉教授がコメント


 西本願寺(京都市下京区)は、春日局らの書状7通が同派の本願寺史料研究所で見つかったと発表した。うち春日局の書状には、表書きと文中に「かすか」の署名があり、私的な内容であったため、他者が代筆した可能性は低く、直筆と判断された。書状は、西本願寺の門跡・良如宛てで、自分に仕えていた奉公人の医師を、同寺にいた病気の母親のそばに帰し、そこで働けるよう依頼するものだった。田端泰子本学名誉教授は「若い頃苦労を重ねたことから、春日局は人の痛みがわかる優しい人だったとされる。周囲への心配りにもたけた局の性格がよくわかる文面」とコメントした。

【2012年12月1日 読売新聞で報道】

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