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公開セミナー 東アジア考古学シンポジウム「椿井大塚山古墳発掘五十年」開催

東アジア考古学シンポジウム写真

 12月13日、京都市下京区のシルクホールで東アジア考古学シンポジウム「椿井大塚山古墳発掘五十年―東アジアから見た椿井大塚山古墳」(主催:京都橘女子大学/京都府山城町)が開催された。
 椿井大塚山研究の半世紀は、目覚ましい戦後考古学研究の原点であり、多くの古代史、考古学愛好者から関心が寄せられている。
 今回のシンポジウムでは、中国、韓国の第一線で活躍する古墳研究者と、現在椿井大塚山古墳に関わる研究者が一堂に集い、史跡椿井大塚山古墳の東アジア史の中での位置づけを行った。
 当初6月に開催される予定だったが、新型肺炎(SARS)の影響で中国の考古学者の来日が難しくなったため、延期を余儀なくされた。
 第一線の研究者と文化財学科猪熊兼勝教授らが、古墳から出土した三角縁神獣鏡について討論する貴重な機会とあって、会場には考古学ファン約472名が詰めかけた。

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●パネリスト
王 巍(中国・社会科学院考古研究所副所長)
禹 在柄 (韓国・忠南大学校教授)
坪井 清足 (元興寺文化財研究所所長)
中島 正 (山城町教育委員会生涯学習課係長)
門脇 禎二(本学客員教授)
猪熊 兼勝 (本学文化財学科教授/椿井大塚山古墳整備委員会長)

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