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藤森照信 客員教授による講演会「自然を生かした建築と茶室」を開催

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 2月1日(金)、本学明優館D202教室において、藤森照信 客員教授による講演会「自然を生かした建築と茶室」が、文学部歴史遺産学科の主催で開催されました。
 講演会は、「自然と共生・共存する建物づくり」をテーマに、先生がこれまで作ってきた建築物を、スライドで紹介しながら進行。自然と調和する人工物を模索し、銅板を用いて細川護煕元首相の工房をつくったことや、茅葺き屋根の上に植物を植える芝棟から着想を得て、屋根にニラを植えたニラハウスをつくったことなどを紹介されました。そのほか、小さな建築物として茶室の面白さに触れ、湖の上に浮かぶ茶室をつくったエピソードなども話されました。
  約70名の歴史遺産学科や都市環境デザイン学科の学生、教員らが聴講し、熱心にメモをとったり、興味深そうに聞き入り、質疑応答も活発に行われました。


【藤森照信 客員教授プロフィール】
建築家。建築史家。工学院大学教授、東京大学名誉教授。専門は、日本近現代建築史、自然建築デザイン。
2012年4月より本学客員教授に就任。

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